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1973年の輸送機墜落事故現場で、中国人男女の遺体が発見される

1973年の輸送機墜落事故現場で、中国人男女の遺体が発見される
flickr_Gary Danvers Collection

アイスランドにある航空機の事故現場で、中国国籍の男女が死んでいるのが発見された。

 

寒さが原因か?低体温症の症状を示す

 

アイスランドの警察によれば、その男女は20代前半とみられ、南部のソルハイムサンドにある墜落現場において遺体で見つかったという。

 

検死は今週行われる予定だが、現段階で第3者による犯罪行為の痕跡はなく、遺体には低体温症の症状が示されているそうだ。

 

警察は1月16日に、通報を受けて現場に急行。女性の遺体からは飛行機の残骸へ続く足跡が伸びており、その2時間後に女性から少し離れた場所で男性の遺体も発見された。

 

flickr_Jonathan Grado

観光客にも人気の墜落現場

 

この場所は1973年にアメリカ軍の飛行機(輸送機DC3)が墜落したビーチで、当時はこの事故により犠牲者は出なかったという。

 

また飛行機の残骸は現在もそのまま残されており、最近は観光客にも人気の場所となっているそうだ。

 

 

しかし墜落現場はメインロードからも離れ、一番近くの駐車場にも「飛行機まではゆっくり歩いて2時間かかる」と警告する標識が立てられていた。

 

そして中国人の男女が借りたと見られるレンタカーも、駐車場に残されていたという。

 

アイスランドの観光協会は、悪天候の情報を観光客に警告するために、ホテルやレンタカー会社と協力してきたそうだ。

 

ただしアイスランドの天気は予想できないほど、急変することがあるとも言われている。(了)

 

 

出典元:BBC:Chinese tourists found dead by 1973 Iceland plane crash site(1/17)

出典元:METRO:Tourists found dead at site of 1973 Iceland plane crash(1/17)

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