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イスラエル軍の戦車がガザ市へ侵攻、多くのパレスチナ人が逃げ惑う

イスラエル軍の戦車がガザ市へ侵攻、多くのパレスチナ人が逃げ惑う
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イスラエル軍は6月27日、再びガザ地区北部にあるガザ市へ侵攻し、戦車などで砲撃を行った。

 

市内に入った戦車が激しい砲撃

 

イスラエル軍は、ガザ市のShujayea地区に対する激しい空爆を行い、住宅を破壊。少なくとも5人のパレスチナ人が殺害された。

 

またShujayea地区の東部でも、女性や子供を含む多数の人々が死亡したという。

 

その後、イスラエル軍の戦車がShujayea地区に侵入し、激しい砲撃を行い、多くのパレスチナ人の住民が逃げまどっているそうだ。

 

しかも激しい攻撃のため、救助隊が現場へ到着することもできず、犠牲者の数も分かっていない。

 

イスラエル軍はまた、ガザ市のTuffah地区の住宅街も空爆し、子供を含む数人が死亡、または負傷した。

 

ガザ地区の保健当局は27日、過去24時間で47人のパレスチナ人が死亡し、52人が負傷したと報告している。

 

イスラエル軍がレバノン南部を空爆

 

イスラエル軍は27日、レバノン南部のNabatieh県にあるAitaroun村を空爆。SNSにも住宅地に煙が上がっている写真や、倒壊した家の様子などが投稿されている。

 

 

またイスラエル軍はレバノン西部のSohmorの町も攻撃し、バイクに乗っていたシーア派組織「ヒズボラ」の工作員を殺害したと主張した。

 

さらにイスラエル軍の戦闘機は、レバノン南部のAitaroun村やHula村などにある「ヒズボラ」の軍事施設を標的に攻撃したという。

 

これに対し「ヒズボラ」の方も、イスラエル北部の村、Biryaにある北部司令部の防空ミサイル基地を、カチューシャロケット数十発で攻撃したと主張した。

 

このようなイスラエル軍と「ヒズボラ」との攻撃の応酬が続く中、アメリカ・ワシントンD.C.を訪れている、イスラエルのヨアブ・ガラント国防大臣は、レバノンでの戦争を望んではいないが、隣国を「石器時代に戻す可能性がある」と述べた。

 

また「戦争が始まれば、レバノンに甚大な被害を与える可能性があることを、ヒズボラはよく理解している」と記者団に語ったという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: Israeli tanks roll into Gaza City neighbourhood(6/27)

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