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イスラエル軍がガザ北部で、国連の学校付近を再び攻撃、死傷者多数

イスラエル軍がガザ北部で、国連の学校付近を再び攻撃、死傷者多数
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イスラエル軍はガザ地区で、国連が運営する学校の付近を再び攻撃し、数多くのパレスチナ人が死傷した。

 

過去24時間で58人が死亡

 

イスラエル軍は7月4日、ガザ地区北部のガザ市にある国連が運営する2つの学校の付近を空爆し、多数の死傷者が出ているという。

 

まだ犠牲者の数は分かっていないものの、学校には数多くの避難してきたパレスチナ人が身を寄せていたそうだ。

 

 

またイスラエル軍は、ガザ市中心部の住宅を攻撃し、パレスチナ人4人が死亡。ガザ市ダラジ地区の住宅への襲撃で、2人が死亡、6人が負傷した。

 

ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプの住宅も、イスラエル軍に攻撃され、少なくとも4人が死亡。

 

南部のハンユニスでも、イスラエル軍がシェイク・ナセル地区を攻撃した後、殺害されたパレスチナ人2人の遺体が、ナセル病院に搬送されたという。

 

同じく南部のラファにあるアル・マワシ地区への攻撃で、2人のパレスチナ人が死亡した。アル・マワシ地区は、イスラエル軍が「安全地帯」に指定していた場所となる。

 

ガザ地区の保健当局は7月4日、過去24時間で58人が死亡、179人が負傷したと発表。昨年10月以来、3万8011人のパレスチナ人が死亡、8万7445人が負傷したと明らかにした。

 

「ヒズボラ」がロケット弾200発を発射

 

レバノン南部を支配するシーア派武装組織「ヒズボラ」は7月4日、司令官が殺害されたことへの報復として、イスラエル軍の陣地に対し、200発のロケット弾と20機のドローンを発射したと明らかにした。

 

イスラエルのメディアによると、「ヒズボラ」のロケット弾とドローンの集中砲火を受けて、ガリラヤと占領下のゴラン高原の少なくとも10か所で火災が発生しているという。

 

また一連のヒズボラの攻撃で、イスラエル軍の少佐が、ゴラン高原で死亡したとも伝えられている。

 

イスラエル軍も、戦闘機を使い、レバノン南部の町、ラミエとフーラの地域を空爆したそうだ。

 

日本も入植地の合法化を非難

 

一方、日本の外務省は7月4日、イスラエルがヨルダン川西岸地区の入植地を「合法化」する決定をしたことに対し、「国際法に違反し、二国家解決の実現可能性を損なう」と非難。次のような声明を発表した。

 

「イスラエル政府が、ヨルダン川西岸地区の入植地5カ所の合法化を承認したとの報道について、日本政府は、日本を含む国際社会の再三の要請にもかかわらず、イスラエル政府が入植活動を継続していることに深い懸念を表明し、改めて深い遺憾の意を表明する」(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: ‘Breakthrough’ in Hamas-Israel deal – officials(7/4)

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