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イスラエル軍がガザ地区中部で馬車を攻撃、パレスチナ人の子供を殺害

イスラエル軍がガザ地区中部で馬車を攻撃、パレスチナ人の子供を殺害
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停戦中にも関わらず、イスラエル軍はガザ地区中部で、パレスチナ人に向かって発砲し、1人の子供が殺害された。

 

ブルドーザーを爆撃、男性1人が死亡

 

イスラエル軍は1月27日、ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプで、パレスチナ人が乗った馬車を攻撃。子供1人が死亡し、3人が負傷した。

 

攻撃されたパレスチナ人は、自宅に戻る途中だったとされ、イスラエル軍はこれまで停戦中にも関わらず、度々パレスチナ人に向けて発砲している。

 

 

イスラエル軍は、馬車に乗っていた人々が、自分たちに「脅威」を与えたため、攻撃したと主張している。

 

またイスラエル軍は、同じくガザ地区中部のヌセイラトで、立ち往生した車両を撤去しようとしていたブルドーザーを爆撃。これによりパレスチナ人の男性1人が死亡、さらに数人が負傷したという。

 

30万人以上が北部へ移動

 

ガザ地区では1月27日から再び、30万人以上のパレスチナ人が北部に向かっており、破壊された家に戻ろうとしているという。

 

ガザ地区のメディア局の職員は、北に戻るパレスチナ人の避難民を保護するためには、少なくとも12万張のテントが必要だと語っている。

 

 

しかしイスラエルでは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動を国内で禁止する新法が、1月30日に施行される予定となっている。

 

これが施行されれば、ガザ地区への支援にも支障が出ると懸念されているため、UNRWAはそのような決定を「受け入れられない」とし、26日には「イスラエルが国連加盟国としての国際法上の義務に違反している」と声明で述べ、非難した。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: More than 300,000 Palestinians return to devastated northern Gaza(1/28)

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