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ベルギーで飛行機が墜落、パラシュートを使い機体を降下させる

ベルギーで飛行機が墜落、パラシュートを使い機体を降下させる
Twitter/Vincent Wever

ベルギーで、軽飛行機がパラシュートを使って降下し、パイロットが奇跡的に助かる事故があった。

 

パイロットは奇跡的に軽傷で済む

 

この事故が起きたのは7月16日、場所はベルギー北西部の町、ブルージュの近くだとされている。

 

当時、軽飛行機がトラブルを起こし、着陸を試みていたという。そして機体の後ろからパラシュートを出し、地上へ近づいていたそうだ。

 

やがて軽飛行機は、機首から道路脇に墜落。パイロットは奇跡的に助かり、軽傷を負っただけですんだという。その様子がこちら。

 

トラブルの内容は不明

 

このパイロットの名前は明らかにされていないが、経験豊富な人物らしく、その後病院で手当てを受けたという。

 

現在、航空当局が墜落の原因について調査を開始しているが、まだ機体にどんなトラブルが起きたのかは報告されていない。

 

ただこの事故では、パイロットがパラシュートを起動するBRS(Ballistic Recovery System)を展開したことで、命が救われたと考えられている。

 

「ハードクラッシュ」を回避する装置

 

墜落したのは「Dyn’Aéro MCR01」と呼ばれる、2人乗りのカーボンファイバーの軽飛行機。

 

またBRSは飛行中の緊急事態にパイロットと機体全体を救出し、「ハードクラッシュ」を回避するために設計されたものだ。

 

パイロットはレバーを引き、パラシュートを機体後方から放出させ、機体をある程度軟着陸させることができるという。

 

ただし重量の関係で、BRSは小型機のみに搭載されているそうだ。(了)

 

出典元:MailOnline:Belgian pilot miraculously survives plane crash as his aircraft parachutes nose-first down to earth after mid-air emergency(7/18)

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