イランがホルムズ海峡を封鎖へ、報復攻撃で米第5艦隊の施設も被弾

アメリカ軍とイスラエル軍の攻撃を受け、イラン側はホルムズ海峡の封鎖に乗り出したと報じられている。
イラン政府の公式な命令はないが…
ヨーロッパ連合(EU)の海軍部隊「アスピデス」によれば、イラン革命防衛隊から「いかなる船舶もホルムズ海峡を通過できない」とするVHF(無線)通信を受信したという。
イギリスの海事貿易活動庁(MTO)も、湾岸諸国を航行する船舶から、ホルムズ海峡閉鎖に関するメッセージを受信したとの、複数の報告を受けたと明らかにした。
ホルムズ海峡は、サウジアラビアやイラン、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)といった湾岸諸国の主要産油国と、オマーン湾やアラビア海を結ぶ、世界で最も重要な石油輸出ルートだ。
まだイラン政府が正式にホルムズ海峡の封鎖を命じたとの報告はないが、イラン側は過去にも、攻撃された場合、報復としてこの狭い水路を封鎖すると警告してきた。
日本の原油の約8割は中東から輸入されており、そのほぼ全てがホルムズ海峡を通る。
そのためホルムズ海峡が封鎖されれば、日本のエネルギー供給に大きな影響が出て、ガソリン価格の高騰、さらなる物価上昇など、経済にも深刻な影響を及ぼす可能性がある。
イランがミサイルで報復攻撃
イランではアメリカ軍とイスラエル軍の攻撃を受け、すでに201人が死亡し、747人が負傷したと報じられている。
この攻撃に対し、イラン側も報復として、イスラエルや中東各地にあるアメリカ軍基地をミサイルで攻撃した。
イスラエル側は飛来するミサイルに対して、防空システムが作動し、迎撃していると報告しているが、イスラエルの緊急医療サービスによれば、これまでにミサイルの破片で軽傷を負った10代の若者や、爆発の影響を受けた人々を含む94人が負傷し、軽傷者89人に治療を施したという。
Footage from Tel Aviv shows the aftermath of Iranian missile strikes on the city, which injured seven people, including one in serious condition, according to Israel’s public broadcaster. pic.twitter.com/gffdmkxknQ
— Al Jazeera English (@AJEnglish) February 28, 2026
中東のバーレーンやクウェート、UAE(アラブ首長国連邦)、カタールでも爆発が報告されており、UAEの首都・アブダビでは、イランのミサイルの破片により1人が死亡した。
またバーレーンでは、高層ビルがイランのミサイルの直撃に遭い、SNSにはその瞬間をとらえた動画も投稿されている。
A suspected Iranian drone struck a high-rise building in Bahrain where Iranian strikes have been targeting US military assets in the country. It is unclear if the building was the drone’s intended target. pic.twitter.com/KeYgntQAeT
— Al Jazeera English (@AJEnglish) February 28, 2026
さらにバーレーンでは、アメリカ海軍第五艦隊の施設(本部)が攻撃を受けたとも報じられているが、被害の程度は明らかにされていない。
第五艦隊はペルシャ湾や紅海、アラビア海から東アフリカ沿岸までの地域を担当し、司令部はバーレーンに置かれている。(了)
出典元:The Guardian:US-Israel war on Iran: Netanyahu says ‘all indications’ show supreme leader Khamenei has been killed – live(2/28)


























