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初の商業用「宇宙ステーション」、2025年頃に建設開始予定

初の商業用「宇宙ステーション」、2025年頃に建設開始予定
Twitter/Orbital Assembly Corporation

将来、建設される民間の宇宙ステーションの詳細やスケジュールなどが発表された。

 

1月にバーチャルイベントを開催

 

その宇宙ステーションとは「Voyager Station」だ。この計画は、2018年に「Gateway Foundation」が設立した会社「Orbital Assembly Corporation」によって進められているという

 

「Orbital Assembly Corporation」は1月29日にバーチャルイベントを開催。「Voyager Station」に関する、Q&Aセッションも行い、その様子をYouTubeチャンネルで生配信したそうだ。

 

また「Gateway Foundation」の担当者は、2025年頃から「Voyager Station」の建設が始められる予定だと明らかにした。

 

回転することで人工重力を生み出す

 

「Voyager Station」は完成すれば初めての商業用宇宙ステーションとなり、宇宙で人類が作り出した最も大きな構造物になるという。

 

このステーションは地球から低い軌道上に位置する「宇宙ホテル」として利用される予定で、建設には熟練した元NASAの職員やパイロット、エンジニア、建築家などのチームが参加すると言われている。

 

またこの宇宙ステーションは、アポロ計画の主要メンバーの1人でもあった伝説のロケット科学者・Wernher von Braun氏のコンセプトに沿ってデザインされ、直径200mで車輪の形をしているそうだ。

 

そして回転することによって、月レベルの人工重力を発生させると言われている。

 

この「宇宙ホテル」には最大で400人が収容でき、レストランやビューラウンジ、映画館、コンサート会場やバー、スパまで完備される予定だという。

 

また24の居住モジュール(20m×12m)には、トイレやシャワーも完備。施設内では新しい形のジョギングやジャンプをすることもできるそうだ。(了)

 

※どのように作られるかについては「ナゾロジー」で紹介されている。そちらも参考にしていただきたい。

 

出典元:SPACE:Company plans to start building private Voyager space station with artificial gravity in 2025(2/27)

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