スペイン東部と南部で再び豪雨、通りが川のようになる【動画】
先日、大規模な被害に見舞われたばかりのスペインで、再び洪水が発生した。
最高レベルの警報を発令
スペインの東部と南部では再び激しい雨に見舞われ、スペインの気象機関「Aemet」は11月13日の朝、特にカタルーニャ州のタラゴナと、南部アンダルシア州のマラガに最高レベルの警報を発令したという。
これによりアンダルシア州政府は、マラガとグラナダの学校を閉鎖。マラガを流れるグアダホルセ川近くの地域から、約3000人が避難したそうだ。
またマラガとマドリードを結ぶ、高速鉄道も13日午後に運休したという。SNSにはマラガの町が再び洪水に襲われ、通りが川のようになっている様子が投稿されている。
Que ha declarado el alcalde de #Malaga @pacodelatorrep que no hay motivos para estas alarmas en la ciudad , vean calle Alcazabilla en pleno centro ¿en qué mundo vive este fantasma? #DANA #Malaga pic.twitter.com/PlPPab2nYw
— Trifachito Andaluz (@AndaluciaSinVOX) November 13, 2024
再びバレンシア州にも警報
カタルーニャ州当局は、人々に「最大限の注意」を払うよう呼び掛けており、先日大きな被害を受けたバレンシア州政府も、学校を閉鎖し、人々に在宅勤務をするよう促したという。
気象機関「Aemet」は13日の夕方、バレンシア州の警報を「オレンジ」から「レッド」に引き上げ、4、5時間で180リットルの雨が降る可能性があると警告。
また川が氾濫する可能性もあるとして、人々に移動を避け、十分に注意するよう呼び掛けた。
今回の嵐は前回ほど強力ではないと予想されているが、すでに地面に大量の泥が堆積していることや、下水システムが悪化していることから、雨の影響は深刻になる可能性があるという。(了)
出典元:The Guardian:Schools closed and people evacuated as torrential rain returns in Spain(11/13)