「Bluesky」が2000万ユーザーに到達、さらに成長が加速
新しいSNSの「Bluesky」が、多くのユーザーを獲得し、成長し続けているという。
作家のスティーブン・キング氏も参加
アメリカのメディア「ABC News」によれば、11月21日の時点で、「Bluesky」のユーザーが2000万人に到達したという。
アメリカの大統領選挙後には、1週間で100万人のユーザーを獲得。コメディアンのベン・スティラー氏や作家のスティーブン・キング氏、ポップスターのリゾなど、著名人も引きつけているそうだ。
イーロン・マスク氏は、自身のSNS「X」において、大統領選挙でトランプ氏を支持する投稿を続けたため、「X」ユーザーの一部は代替手段を探すようになったようだ、と「ABC News」は伝えている。
分散型SNS、好みに合わせてサーバーを選択
Twitterの元CEO・ジャック・ドーシー氏が立ち上げた「Bluesky」は、分散型SNSとされ、ユーザーは特定の関心事やコミュニティに合わせたサーバーに、300文字までのメッセージを投稿できるという。
「Bluesky」は2019年にドーシー氏が運営していたTwitter社内のベンチャー企業として始まり、彼がTwitterを去った翌年の2022年に、独立した会社として立ち上げられたそうだ。
すでにドーシー氏は「Bluesky」から離れており、現在のCEOはジェイ・グラバー氏だ。彼は以前、イベント関連のSNS「Happening」を立ち上げ、暗号通貨「Zcash」のソフトウェアエンジニアとして働いていたと言われている。
「Bluesky」はウェブ・サイトで、次のように述べている。
「従来のソーシャルネットワークは、中央集権型の閉鎖的なプラットフォームであることが多い。こうした企業を管理するのは少数のグループで、彼らはユーザーがプラットフォームをどのように使用できるか、開発者が何を構築できるかを完全に管理している」
CNBCの報道によると、ドーシー氏は昨年、「Bluesky」でTwitterにおけるマスク氏のリーダーシップを批判し、マスク氏の買収後、同プラットフォームは「全てが悪化した」と述べたという。(了)
出典元:ABC News:What is Bluesky? Social media platform tops 20 million users(11/21)