死んだはずのタイの女性、火葬寸前に棺の中からノックする

火葬される寸前の65才の女性が死んでおらず、棺の中から蓋をノック。嘆き悲しんでいた親族一同を驚愕させるという出来事がタイであった。
2年間寝たきりだった65才
2年間寝たきりだったChonthirotさん(65才)は、11月23日の早朝、タイ·ピッサヌローク県の自宅のベッドで全く動かなくなっていた。家族は自然死に違いないと思い、白い棺に入れた彼女を、バンコク郊外にある貧困者向け無料火葬場まで、トラックで225マイル(約362km)運んだ。
ところが、火葬の準備を始めようという時、棺の内側から弱くノックする音か聞こえたそうだ。火葬場の従業員であるThammanoonさん(27才)はその時、火葬前の式典のために棺をホールに運んでいた。するとノックの音と助けを求めるChonthirotさんの声が聞こえた、とメディアに話している。
その直後の棺の中が動画で撮影されており、YouTubeでシェアされている。Chonthirotさんが手を動かし、顔にとまったハエを追い払う様子が映っている。
低血糖で死んだようになっていた。
Chonthirotさんの弟にあたるMongkolさん(57才)は、棺の蓋を開けた時のことについてこう話している。
「彼女を覆った布を取ると、まだ動いていたので私は凍りつきました。彼女の呼吸は弱かったですが意識はあり、喋れはしませんでしたが、私に向かって頷きました」
Mongkolさんはすでに彼女の死亡届を出し、葬儀を行う僧に見せる証明書も用意してあったとのこと。
Chonthirotさんはその後救急車で病院に運ばれた。診察した医師は、彼女の呼吸が止まったことはないと言っている。死んだように見えたのは、たんに血糖値が低くなりすぎたためだそう。適切な検査を受けていれば分かったはずだが、貧困の家だったのでそうできなかったようだ。(了)
出典元:NDTV:Thai Woman Declared Dead Wakes Up Inside Coffin Moments Before Cremation(11/24)
出典元:Daily Mail:‘Dead’ grandmother wakes up in coffin and bangs on the lid moments before she was about to be cremated(11/24)


























