「お前を待っている」メッシの親族が経営するスーパーに男らが発砲し、脅迫
サッカー界のスーパースター、リオネル・メッシ選手の親族が経営するスーパーマーケットで発砲事件があり、犯人らが不気味なメッセージを残した。
妻の家族が経営するスーパー
この事件が起きたのは、メッシ選手の故郷、ロサリオにあるスーパーマーケットだとされている。
このスーパーはメッシ選手の妻、Antonella Roccuzzoさんの家族が経営しており、先日バイクに乗った2人の男が、店に少なくとも12発の銃弾を撃ち込んだという。
この発砲事件でケガ人は出なかったようだが、犯人らは段ボールに「メッシ、お前を待っている。ジャブキン(ロサリオ市長)も麻薬密売人だから、君のことは気にかけない」といったメッセージを残していったそうだ。
脅迫を受けたのは初めて
メッシ選手は、現在フランスのサッカーチーム「パリ・サンジェルマン」でプレーし、多くの時間を海外で過ごしているが、ブエノスアイレスの北西にある町、ロサリオにもしばしば訪れているという。
しかしまだ、この事件に関して、メッシ選手はコメントを出してはいない。
すでに警察は防犯カメラの映像を確認し、予備的な捜査を開始しているようだが、犯人らの目的も不明なままで、メッシ選手の義理の家族が脅迫を受けたのも初めてだとされている。
ロサリオの町があるサンタフェ州の法務大臣、セリア・アレナ氏は、この攻撃が「マフィア」グループによる、より広く住民を脅すための「テロ」であると述べた。
犯人に名前を挙げられたロサリオ市長の、パブロ・ジャブキン氏によれば、スーパーマーケットはロサリオの中でも犯罪が頻発している地区にあるという。
またジャブキン市長は、連邦や州の法執行機関との最近の会合で、治安の問題を提起したが、何の対策もとられていないと批判している。(了)
出典元:The Guardian:‘We’re waiting for you’: Gunmen threaten Messi in attack on in-laws’ supermarket(3/2)