X_ori bejerano

ラッパーのカニエ・ウェスト氏（別名：イェ）を批判するAIの動画が投稿されたのだが、そこではセレブの映像が生成され、許可なく使用されていた。

ウェストが反ユダヤ主義、差別的発言を連発

ウェスト氏は「X」において、再び反ユダヤ主義的、人種差別的、性差別的、同性愛嫌悪的な投稿を連発。その結果、アカウントが制限されてしまったという。

その後、SNS上には、ウェスト氏を批判する動画が浮上。そこには反ユダヤ主義に反対する女優や男優、有名人が指を立てて、非難する様子が映っていた。

しかしこの動画はAIで勝手に生成されたもので、セレブたちの映像が許可なく使用されていたそうだ。その動画がこちら。

F*** You, Kanye West 🖕
In recent days, Kanye West has once again crossed every possible red line. The man who previously declared “I am a Nazi”, praised Hitler, and spread antisemitic conspiracy theories, used one of the biggest stages in the world – a Super Bowl commercial… pic.twitter.com/n6f6TDlJN2

— ori bejerano (@Oribejerano) February 11, 2025

スカーレット・ヨハンソンがAIの規制を訴える

この動画は物議を醸し、一部のセレブは自分の肖像が許可なく使用されたことに、激怒しているという。

特に女優のスカーレット・ヨハンソンさんは、家族や友人から知らされ、この動画の存在を知ったとし、次のように訴えた。

「私はユダヤ人女性であり、いかなる種類の反ユダヤ主義やヘイト・スピーチも容認しません。しかし私は、AIによって増幅されたヘイト・スピーチが、責任を負う1人の人間よりも、ずっと大きな脅威になっていると、固く信じています。残念ながら、私はずっとAIの被害者でしたが、真実は、AIの脅威が私たち一人一人に影響を及ぼしているということです」

その上でヨハンソンさんは、アメリカ政府に対し、AIの使用を制限する法案の可決を最優先事項にするよう要請したという。（了）

出典元：MailOnline：Scarlett Johansson hits back at AI-generated video showing Jewish celebs slamming Kanye West(2/12)