四角なのに丸く見えてしまう!錯覚を利用した不思議なマグカップがユニーク
見る角度によって丸く見える、四角いマグカップの動画がYouTubeに投稿され、注目されている。
YouTubeで1万回以上も再生される
このマグカップを作ったのは、イギリス人のアーティスト兼パズル制作者であるTony Fisherさん。
彼は金色の四角いマグカップを作り、それを鏡に映すと、なぜか丸い姿に変身している様子を動画で紹介した。
動画の中でFisherさんは、カメラのトリックではないことを示すように、マグカップにミルクを入れ、かき回す姿も披露している。
この動画は8月4日にYouTubeで公開され、これまでに1万回以上も再生されている
日本人の数学者の影響を受ける
もっともこのような不思議な現象を、どこかで見た人もいるかもしれない。実は同じような立体工学イリュージョンは以前、日本人の数学者、杉原厚吉さんが作り話題となった。
その動画では、四角く連なった筒状のものが鏡では円く映っており、くっついているものが離れていたり、重なって見えたりする様子が映し出されている。
また下の動画では、円や四角の筒状のものが、鏡では表面に異なった模様を浮かべている。
そしてFisherさんも、実は杉原さんの影響を受け、今回不思議なマグカップを作ったという。
またFisherさんは昨年、巨大なルービックキューブを制作。これはその後、世界で最も大きなルービックキューブだとして、ギネスブックで公式に認められたそうだ。
さらに彼は信じられないほど複雑な、ルービックキューブのようなパズルまで作っている。その動画が下になる。
なぜ四角いマグカップが円に見えるのか不思議だが、これからもユニークなアイテムを作っていただきたい。(了)
出典元:MailOnline:Is it round or square? Mind-boggling mug seems to change shape as it is moved(8/9)
出典元:Best illusion of The Year Contest:Ambiguous Cylinder Illusion