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「アルカトラズ」を脱獄したと主張する男からの手紙をFBIが公開

「アルカトラズ」を脱獄したと主張する男からの手紙をFBIが公開
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脱獄不可能とされた連邦刑務所「アルカトラズ」。そこから脱走したとする男からの手紙が先週、公開された。

 

共に脱獄した2人の消息を綴る

 

カリフォルニア州のサンフランシスコ湾内に浮かぶ小島に作られたアルカトラズ刑務所は、周りを潮の流れが早い海に囲まれており、厳重な警備も敷かれていたため、脱獄不可能とされてきた。

 

しかし1962年、3人の男らが脱走に成功。その男たちとはJohn Anglin受刑者と弟であるClarence Anglin受刑者、そして仲間のFrank Morris受刑者とされている。

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そして今回、サンフランシスコ警察に手紙を書き送ってきたとされているのが、John受刑者だという。その手紙は2013年に送られてきたものだが、次のように書かれていたそうだ。

 

「私の名前はJohn Anglin。1962年6月、私は弟のClarenceとFrank Morrisとともに、アルカトラズから脱走した。そう、われわれがあの夜にそれを成し遂げた、かろうじてだが。現在、私は83歳になり、体の具合も悪い。ガンを患っている」

 

「Frankは2005年の10月に亡くなった。彼の墓はアレキサンドリアにあり、別の名前が刻まれている。私の弟は2011年(2008年という記述も)に死んだ」

 

がん治療のため1年の服役を提案

 

この手紙はJohn受刑者と思われる男が、がんの治療が受けられるのならもう1年刑務所に戻ってもいいと提案する内容だったという。そのため手紙には、次のように書かれていたとか。

 

「もしあなたたちがテレビを通して、(返事を)伝えてくれるなら、私は1年だけ刑務所に行くことを約束する、その後治療を受けたい。私は今、自分がどこにいるのかを正確にあなたたちに知ってもらうため、返事を書き送るだろう。これはジョークではない。本当のことだ。嘘偽りのない真実だ」

 

またこの手紙によれば、John受刑者はアルカトラズから脱出後、シアトルに数年間潜伏し、その後ノースダコタ州に8年間住み、さらに南カリフォルニアへ引っ越したという。

 

しかしこの手紙が本人によるものかどうか、FBIがDNAと筆跡鑑定などによる分析を行ったが、結論は出なかったそうだ。

 

人形を作り看守の目をごまかす

 

Anglin兄弟は銀行強盗を行い、アトランタ刑務所へ送られるも、そこでも脱走を図り、その後アルカトラズ刑務所へ送られてきたとされている。

 

またMorris受刑者は麻薬犯罪と強盗容疑で逮捕され、その後有罪となり、同刑務所へ収監されたという。

 

その後、3人は石鹸と紙と毛髪で身代わりの人形を作って看守の目をごまかし、使用されていない通気口から脱走。

そして用意していたいかだで海へ出て以来、消息不明のままとなっている。警察は3人が溺死したと断定した。

 

この状況については、クリント・イーストウッド主演の映画『アルカトラズからの脱出』で詳しく描かれているので、ぜひご覧いただきたい。(了)

 

 

出典元:BBC:Alcatraz escape: Fugitive John Anglin’s name on letter to police(1/25)

出典元:METRO:Man who escaped Alcatraz ‘writes letter to FBI revealing he survived’(1/24)

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