酔ったアメリカ人がドイツでナチス式敬礼、地元の住民からパンチを浴びる
ドイツでアメリカ人がナチス式敬礼を行ったところ、地元の人々に殴られるという事件が起きた。
数回にわたりナチス式敬礼を行う
その事件が起きたのは8月12日、午前8時15分で、場所は東部ザクセン州にあるドレスデンの街とされている。
ドレスデン警察によれば、そのアメリカ人は当時酔っ払っており、ノイシュタット地区にあるバーを出た後、路上で数回にわたり、腕を伸ばしたナチス式敬礼を繰り返したという。
しかしその後、地元の住民にパンチされ、軽傷を負ったとされている。
殴られた男性が警察の取り調べを受ける
その男性は41歳だが、プライベートな事情から名前は明らかにされていない。ただ当時はアルコールの血中濃度が非常に高かったそうだ。
ドイツではナチスのシンボルを掲げたり、スローガンを唱えたり、ナチス式敬礼をすることは法律で禁止されているため、警察は殴られたアメリカ人を現在、調べているという。
また男性を殴った通行人はすでにその場から逃走していたが、警察は行方を追い、原因について説明を求めているそうだ。
ドイツで外国人がナチス式敬礼を行う事件が起きたのは、今月に入って2回目。
8月5日にはベルリンにある国会議事堂の前で、2人の中国人男性が同様の行為をし、記念撮影をしたとして拘束されている。(了)
出典元:INDEPENDENT:Drunk American beaten up by passer-by after performing multiple Nazi salutes in German city, police say(8/13)