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FBI捜査官を脅迫した容疑で男を逮捕、トランプ氏邸の家宅捜索を批判

FBI捜査官を脅迫した容疑で男を逮捕、トランプ氏邸の家宅捜索を批判
flickr_Peter Stevens

トランプ元大統領の別荘「マー・ア・ラゴ」でFBI捜査官が家宅捜索を行ったことに関連し、男がFBI捜査官を脅迫したとして、逮捕された。

 

「FBI捜査官を殺す」

 

その男とは、ペンシルベニア州の町、Mercerに住むAdam Bies被告(46)だ。

 

彼は、トランプ氏の別荘をFBIが家宅捜索したことを受け、右派系ソーシャルメディア「Gab」において、FBI捜査官を殺すという内容の投稿を行ったという。

 

当局は8月13日にBies被告を逮捕。連邦法執行官に対する妨害、報復の罪で起訴した。

 

8月15日、同被告はピッツバーグの連邦地方裁判所においてビデオで出廷し、判事は18日に拘留審問を行うと告げ、被告の拘束を続けるよう命じた。

 

SNSに情報開示を請求

 

宣誓供述書によると、FBIの国家脅威作戦課(NTOS)ソーシャルメディア(SMEX)チームは、「Gab」のユーザーから「BlankFocus」というユーザーネームの人物について警告を受けたという。

 

「BlankFocus」という人物は、そのSNS上で「FBIで働くなら、死んで当然だ」などと投稿していたそうだ。

 

このためFBIのチームは、「Gab」に対して緊急の情報開示請求を実施。「Gab」は利用者の電子メールアドレスなど、購読者に関する情報を提供した。

 

「より多く彼らを殺すこと」

 

それにより「BlankFocus」がBies被告であることが明らかになるが、同被告はその後も、法執行を妨害するために「Adam Campbell」という偽名を使用し、さまざまな投稿を行ったという。

 

その中には「警察国家のクズは警察国家のクズだ。ピリオド(終わり)だ」や「俺はもう、(略)卑劣な奴らの手にかかって死ぬとわかっているんだ。俺の唯一の目標は、自分が倒れる前に、より多く彼らを殺すことだ」などといった言葉も含まれていたとか。

 

さらに同被告は、自分の命を犠牲にしてでも、自分の信念を支持するために暴力を振るうことを望んでいる、といった姿勢を示していたという。(了)

 

出典元:WFMI:Mercer man jailed over alleged threat to kill FBI agents over Mar-a-Lago raid(8/15)

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