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サウスウエスト航空の客室乗務員が、ハードランディングで背中を骨折

サウスウエスト航空の客室乗務員が、ハードランディングで背中を骨折
flickr_Colin Brown

アメリカの航空会社の客室乗務員が、搭乗中に背中を骨折していたことが明らかになった。

 

背中の椎骨の圧迫骨折

 

ケガを負ったのは「サウスウエスト航空」の客室乗務員で、彼女は今年の7月1日、18年前に製造された「ボーイング737-700」に搭乗していたという。

 

この便はその日の夕方、カリフォルニア州の町、サンタアナにあるジョン・ウェイン・オレンジ・カウンティ空港に着陸。

 

しかしその際、ハードランディングを行ったため、客室乗務員は衝撃により、背中上部の椎骨の圧迫骨折を負ったそうだ。

 

アメリカの国家運輸安全委員会(NTSB)はこの事故について調査を行い、金曜日に最終報告書を発表した。

 

「墜落したと思うほどの勢いで着陸」

 

パイロットは比較的短い滑走路に「ハードランディング」したが、当時他の乗客141人にケガはなかったという。

 

また客室乗務員は着陸の際、機体後部のジャンプシート(CAの専用席)に座っていたが、着陸時に背中と首に鋭い痛みを感じ、その後動けなくなったそうだ。

 

報告書には、客室乗務員が「飛行機が墜落したと思うほどの勢いで地面にぶつかった」と語った内容が書かれている。

 

着陸後、客室乗務員は動けないことをパイロットに告げ、駆け付けた救急隊員によって地元の病院へ搬送されたという。

 

調査に協力、内部調査も実施

 

ジョン・ウェイン空港の滑走路は5700フィート(約1700m)で、他の空港の滑走路に比べるとかなり短いようだ。

 

サウスウエスト航空は、顧客と従業員の安全が『最優先事項』であり、NTSBの調査には協力し、また内部調査も行ったと述べている。

 

ただ同社は、着陸の際に飛行機が全く損傷しなかったかどうかについては言及していない。

 

この飛行機は6月29日の最終検査で『継続的な耐空性』があると評価され、7月の事故以降も毎日飛行しているという。(了)

 

出典元:METRO:Flight attendant suffers broken back after ‘hard landing’(8/9)

出典元:NBC:Southwest attendant suffers broken back in hard landing(8/9)

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