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露の動物園でシベリアンタイガーが飼育員を急襲、その場面を捉えた写真がショッキング

露の動物園でシベリアンタイガーが飼育員を急襲、その場面を捉えた写真がショッキング
Facebook/Putera Karya‎

ロシアの動物園で突然、シベリアンタイガーが飼育員に襲いかかり、重傷を負わす事件が起きた。

 

エサを与えようとしてトラに襲われる

 

その事件が発生したのは、リトアニアとポーランドの間にあるロシアの飛び地領、カリーニングラード州の「カリーニングラード動物園」とされている。

 

目撃者によれば、ちょうど若い女性飼育員がエサを運んできた時に、突然16歳になるオスのシベリアンタイガーが襲いかかってきたという。

 

「Typhoon」と呼ばれていたそのトラは、飛びかかって覆いかぶさり、女性飼育員は非常に危険な状態に置かれていたそうだ。

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見物客が声を上げ、トラの気を逸らす

 

これを目撃していた見物客らは、即座に反応。トラの気をそらそうと大きな声を出したり、石を投げつけたりし始めたとか。

 

さらにこの騒動で他の見物人も集まり、中には近くのカフェにあったテーブルや椅子を囲いの中に投げ込んだ人もいたという。

 

この結果、トラの気を引くことに成功。女性飼育員はその隙に、施設の安全な場所へ逃げることができたそうだ。さらに他の飼育員が現場に到着。トラに麻酔銃を打ち込んだとされている。

 

現場で目撃していた人は「若い女性の顔からは血が流れていました。彼女は叫び声を上げ、動物に戦いをやめさせようとしていました」と語っている。

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複数の傷を負うも、命に別状なし

 

女性飼育員はその後、急いで病院へ搬送され、集中治療室へと運ばれたという。体や足に複数の傷を負っており、非常に危険な状態だったが、今では容態も安定し、命に別状はないそうだ。動物園の広報は次のように語っている。

 

「見物客が大声を上げたり、石を投げたり、他の挑発を行ったことによって、動物の気をそらすことができました。このことにより、飼育員がバックルームに隠れることができたのです」

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これまで攻撃的な様子は見せなかった

 

そもそもこのシベリアンタイガーは、エサを与えられる時には、施設の他の場所にいるはずだったという。

 

しかし何らかの手違いにより、囲いの中に入り、飼育員を襲うことになってしまったそうだ。

 

ただ動物園の関係者は「Typhoonはこれまで一度も、飼育員に対して攻撃的な様子を見せたことはありません」と語っている。(了)

 

出典元:METRO:Tiger pounces on zookeeper in full view of horrified visitors(11/5)

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