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「バード・オブ・ザ・イヤー」賞をコウモリが受賞してしまう【ニュージーランド】

「バード・オブ・ザ・イヤー」賞をコウモリが受賞してしまう【ニュージーランド】
Forest & Bird/Ian Davidson-Watts

ニュージーランドの環境保全団体が毎年行っている鳥の人気投票「バード・オブ・ザ・イヤー」で、鳥ではないコウモリが1位になってしまった。

 

希少な鳥に注目してもらう催し

 

「バード・オブ・ザ・イヤー」は、環境保全団体「Forest & Bird」がオンラインで開催するイベント。生存が危ぶまれているニュージーランド固有の鳥に、ニュージーランドのネットユーザーが票を入れ、得票数で順位を決める。

 

いわば人気投票のようなもので、投票の理由は何でもあり。Forest & Birdのスタッフは、ノミネートされた鳥ごとにチームを作り、票集めのキャンペーンをSNSで展開する。絶滅しそうな珍しい鳥たちに、関心を持ってもらうのが最終目的だ。

 

今年はなぜか、ノミネートされた鳥の中にコウモリが入っていた。(もちろんそのコウモリも絶滅に瀕している)それは、スタッフのちょっとしたイタズラだったのかも知れない。だが、コウモリは堂々1位となった。

 

ちなみに、Forest & Birdの広報担当者であるLaura Keownさんは、もちろんジョークでだが、このことで「クビになるかも」などと言っている。

 

親指大の小さなコウモリ

 

「long-tailed bat」というのが1位のコウモリ。学名はChalinolobus tuberculatus。Forest & Birdのニュースリリースによれば、ニュージーランドには固有のコウモリが2種生息しており、これはそのうちの1種。大きさは親指ほどで、羽を広げると手の平ほどになるという。

 

Forest & Bird/Ian Davidson-Watts

 

鳥でないものが「バード・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたことで、他の鳥に投票した人たちからは「八百長選挙だ」との声が上がっているそうだ。抗議デモを考えている人たちさえいる、と海外メディアは面白おかしく伝えている。

 

「バード・オブ・ザ・イヤー」の今年の投票数は、過去最高の5万6733票。long-tailed batは7031票を獲得し、2位を大きく引き離してトップとなった。2位は昨年優勝したフクロウオウム(Kakapo)で、4072票だった。(了)

 

出典元:UPI:Long-tailed bat wins New Zealand’s Bird of the Year contest(11/1)

出典元:The Washington Post:The ‘Bird of the Year’ is … a bat: Winner of New Zealand vote ruffles feathers(11/1)

出典元:Forest & Bired:Holy flying mammals Batman! Bird of the Year winner announced(11/1)

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