ゾウにより観光客が車から投げ飛ばされ、踏まれて死亡【ザンビア】
アフリカのザンビアで、アメリカ人観光客がゾウに襲われて死亡する事件が起きた。
ゾウが観光客の乗った車を襲う
その事件が起きたのは6月19日、場所はザンビア南部の都市、リビングストンとされている。
当時、観光客がリビングストンにあるマランバ文化橋近くで、ゾウの群れを見ていたところ、突然1頭が彼らの乗った車を襲ったという。
そしてアメリカ・ニューメキシコ州在住の女性、ジュリアナ・グレ・トゥルノーさん(64歳)が、車から投げ出され、ゾウに踏まれて死亡したそうだ。
今年の3月にも観光客が死亡
メディア「ZNBC」の記者、アンジェラ・リムワニャ氏によると、事件はゾウの通り道として知られている場所で起きたという。
ザンビアでは今年、すでに2件、観光客がゾウによって死亡する事件が起きている。
今年の3月末、カフエ国立公園で、雄のゾウが観光客を乗せたサファリトラックに突進して、車両をひっくり返し、アメリカ・ミネソタ州の女性、ゲイル・マットソンさん(79)が死亡した。
One international client killed by elephant in Kafue National Park from lufupa Lodge during Safari. Two injured and being evacuated to Lusaka. Full details being awaited from the operator through the Senior Warden Kafue Region. Very unfortunate indeed. pic.twitter.com/4ntbyhec1G
— Gina (@ginnydmm) April 2, 2024
またこの時、トラックに乗っていた他の1人も重傷を負い、他の4人が軽傷を負ったそうだ。
ザンビア当局は、観光客に対し、野生動物を観察する際には細心の注意を払うよう勧告している。(了)
出典元:METRO:Horror as elephant tosses tourist out of safari car and tramples her to death(6/21)