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ニューヨーク市警の新たなトップに黒人女性、176年の歴史で初めて

ニューヨーク市警の新たなトップに黒人女性、176年の歴史で初めて
Twitter/Sade Baderinwa

先日、ニューヨーク市警察の新たなトップが発表され、多くのメディアが報じている。

 

黒人としても3人目

 

ニューヨーク市の次期市長であるEric Adams氏は15日、ニューヨーク市警の新たな本部長になる人物を発表した。

 

その人物とは、Keechant Sewell氏(49)。彼女は女性で、黒人。来年1月にニューヨーク市警の本部長に就任することになるが、女性がこの職務に就くことは、176年の歴史で初めてのことになるという。また黒人としては3人目の本部長になるそうだ、

 

Sewell氏はニューヨーク市のクイーンズ区出身。ロングアイランド近郊のナッソー警察で23年間勤務し、麻薬課や重大事件課、人質交渉官として勤務していたそうだ。また2020年9月には刑事課長に就任している。

 

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次期市長、選挙公約で掲げていた

 

ニューヨーク市警は米国最大の警察組織ともいわれ、彼女を本部長に指名したAdams次期市長も同市警の元警部で、市長選でも「女性を警察の本部長にする」と公約を掲げていたという。

 

Adams次期市長は、記者会見で、警察活動において女性はしばしば「ベンチに座って」おり、「ゲームに参加することを許されない」とし、「それは今日で終わりだ」と述べている。

 

またSewell氏も「今回の発表が歴史的なものであると受け止めています」と述べ、警察とニューヨーク市民の関係を改善したいと語ったという。

 

また「しっかりとこの市にふさわしい警察にするために、これまでと異なる視点を取り入れます。アダムズ市長が行ったように、女性や有色人種を指導的地位に引き上げるという決断をします。さらに本部長として、暴力犯罪、特に銃犯罪に集中するつもりです」と付け加えた。

 

 

市内最大の警察組合であるニューヨーク警察慈善協会のパトリック・リンチ会長も、この人事を称賛し、次のように述べている。

 

「ニューヨーク市の警察官は限界点を超えています。警察と街を軌道に乗せるためには、その破たんを修正する必要があります。我々は、その目標を達成するために彼女と一緒に働くことを楽しみにしています」

 

ニューヨーク市警は約3万5000人の警察官を雇用しており、そのうち約18%が女性だと言われている。(了)

 

出典元:BBC:New York City names first female police chief(12/15)

出典元:The Guardian:Keechant Sewell to be first woman to lead New York City police force(12/15)

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