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ポンペイの遺跡に犬型ロボット「Spot」を導入、点検やパトロールに従事

ポンペイの遺跡に犬型ロボット「Spot」を導入、点検やパトロールに従事
YouTube/Pompeii

イタリアにあるポンペイの遺跡に、犬型ロボットが導入され、歩きまわりながら点検などを行っている。

 

保存状態の改善が求められていた

 

実はポンペイの遺跡は保存状態が悪く、2013年にはユネスコから、状況を改善しない限り「危機的状況にある世界遺産」のリストに追加する、と警告を受けていたという。

 

そこでポンペイ遺跡公園は、ボストン・ダイナミクスの4足歩行ロボット「Spot」を導入。遺跡内を歩き回り、構造上や安全上の問題を特定しているそうだ。

 

またパトロールしながら、遺物泥棒が掘った地下トンネルなども調査・点検しているとか。

 

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モニタリングの質を高め安全管理

 

ポンペイ遺跡公園によれば、「Spot」は「調査や介入計画の立案に役立つデータを収集・記録」しながら、狭い空間も点検できるという。

 

その目的は、「既存エリアのモニタリングの質を高めることと、復旧・修復中のエリアにおける作業の進捗状況についての知識をさらに深め、それによって現場や作業員の安全管理を行うこと」だと述べている。

 

ポンペイ遺跡公園によれば、今までは、環境条件の不均一性や広大な敷地のために、遺跡内におけるこのような自律型ロボットの応用は見いだせなかったという。

 

しかし、この周辺では今でも遺跡泥棒が掘るトンネルなどが見つかっており、「Spot」はトンネルの安全性や状況などを調べることにも役立っているそうだ。

 

また公園当局は、66ヘクタールの遺跡を3Dスキャンできる「空飛ぶレーザースキャナー」の実験も行っているという。(了)

 

出典元:The Guardian:Robot dog called in to help manage Pompeii(3/28)

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