インドで幼児の男の子が、猛毒のコブラを噛み殺す

インドで、幼い子供がコブラを殺したとし、複数のメディアが報じている。
手に巻き付いてきたコブラ
地元の報道によると、その子供の名前は「Govind Kumar」で、まだ1歳の男の子だという。(2歳との情報もある)
彼はインド北部ビハール州にある町、Bettiahに住んでおり、先日自宅で遊んでいた際、手に巻き付いたコブラを噛み殺したそうだ。
この幼児の祖母は、地元メディアに対し、次のように語っている。
「私たちが、子どもの手にヘビが巻き付いているのを見た時、皆が駆け寄りました。しかし、その間にこの子はすでにヘビを噛み、その場で殺してしまいました」
ヘビの大きさは分かっていないが、小さかったと考えられている。
In a remarkable display of courage, a 2-year-old boy in Bihar bites a cobra to death, reminiscent of the legendary tale of Krishna vs Kaliya. 🐍💪 This extraordinary incident highlights the bond between humans and nature. Stay safe and vigilant! #Bihar #… https://t.co/zNdjsnN0Rx
— jain Sumeet China (coffee with sumeet jain) (@Sumeetmountain) July 27, 2025
ヘビを噛んだ後、意識を失う
ただヘビを噛んだ後、幼児は気を失い、初期治療のために救急病院へ運ばれ、その後、町の大学病院に搬送されたという。
しかし、毒の影響は軽度で、少年は意識を失った程度とされ、致命傷には至らなかったそうだ。
現在、「Govind」君の容態は安定しており、医師の監督下で治療が行われているという。
また医療チームは継続的に投薬を行い、経過観察を行っているそうだ。そして症状が出始めたら、中毒治療を開始する予定となっている。
2020年に「eLife」誌に掲載された研究によると、インドでは2000年から2019年までのわずか約20年間で、ヘビに噛まれて死亡した人が100万人を超えたという。(了)
出典元:INDEPENDENT:‘Killed it on the spot’: Infant bites cobra to death after it coiled around his hands(7/27)
出典元:India Today:1-year-old bites cobra snake to death in Bihar village, survives incident(7/26)