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インドで幼児の男の子が、猛毒のコブラを噛み殺す

インドで幼児の男の子が、猛毒のコブラを噛み殺す
flickr_Chandan Singh

インドで、幼い子供がコブラを殺したとし、複数のメディアが報じている。

 

手に巻き付いてきたコブラ

 

地元の報道によると、その子供の名前は「Govind Kumar」で、まだ1歳の男の子だという。(2歳との情報もある)

 

彼はインド北部ビハール州にある町、Bettiahに住んでおり、先日自宅で遊んでいた際、手に巻き付いたコブラを噛み殺したそうだ。

 

この幼児の祖母は、地元メディアに対し、次のように語っている。

 

「私たちが、子どもの手にヘビが巻き付いているのを見た時、皆が駆け寄りました。しかし、その間にこの子はすでにヘビを噛み、その場で殺してしまいました」

 

ヘビの大きさは分かっていないが、小さかったと考えられている。

 

ヘビを噛んだ後、意識を失う

 

ただヘビを噛んだ後、幼児は気を失い、初期治療のために救急病院へ運ばれ、その後、町の大学病院に搬送されたという。

 

しかし、毒の影響は軽度で、少年は意識を失った程度とされ、致命傷には至らなかったそうだ。

 

現在、「Govind」君の容態は安定しており、医師の監督下で治療が行われているという。

 

また医療チームは継続的に投薬を行い、経過観察を行っているそうだ。そして症状が出始めたら、中毒治療を開始する予定となっている。

 

2020年に「eLife」誌に掲載された研究によると、インドでは2000年から2019年までのわずか約20年間で、ヘビに噛まれて死亡した人が100万人を超えたという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:‘Killed it on the spot’: Infant bites cobra to death after it coiled around his hands(7/27)

出典元:India Today:1-year-old bites cobra snake to death in Bihar village, survives incident(7/26)

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