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スペインの祭りで、路上にいた男性が牛の角に何度も刺され死亡

スペインの祭りで、路上にいた男性が牛の角に何度も刺され死亡
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スペインで先日、祭りの最中、男性が牛の角に刺されて死亡した。

 

祭りで街路へ放たれた牛

 

この出来事が起きたのは9月10日、場所はスペイン南西部の観光都市、Ubriqueとされている。

 

その日、この町では10回目を迎えた「Toro del Gayumbo」と呼ばれる祭りが行われており、2頭の雄牛が午後12時半と午後6時半に、街路へ放たれたという。

 

しかしそのうちの1頭が、柵によじ登って逃げようとしていた男性(57歳)に突進。

 

男性は1階のアパートの窓の上にある金属製の柵につかまり、バランスを崩して転倒してしまい、その後何度も牛の角で刺されてしまった。その様子がこちら。

 

数年前まで牛を放つ伝統はなし

 

男性は重傷を負い、すぐに近くの保健所に搬送されたが、午後8時過ぎに死亡が確認されたという。

 

市役所側は、犠牲になった男性の家族に対し、お悔やみの言葉を述べ、住民に対しては理解と冷静な対応、協力を求めた。

 

ただ地元住民のIsabel Carrasco Romeroさんによれば、数年前までこの町では、短い斜面から牛を放つという伝統はなかったという。

 

その上で「もし私たちの議会が、伝統を装ってこのような時代遅れの行事を推進していなければ、このような死は避けられたはずです」と述べている。

 

2022年1月にも、スペイン・カディス県の町、プエルト・セラーノで行われた祭りで、突進してきた雌牛に男性(56)が角で突かれて、空中に投げ出され、重度の頭部外傷を負った後、死亡が確認されたそうだ。(了)

 

出典元:MailOnline:Horrifying moment thrillseeker is gored to death by a rampaging bull at Spanish festival while desperately trying to climb railings to safety(9/8)

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