最恐ハリケーン「メリッサ」がキューバに上陸、73万人が避難【動画】

大型のハリケーン「メリッサ」がキューバに上陸し、警戒が呼びかけられている。
「極めて危険なハリケーン」
ハリケーン「メリッサ」はカテゴリー5にまで成長し、10月28日にはカテゴリー3に弱まったものの、依然強い勢力でカリブ海を移動しているという。
そして29日の早朝には、キューバに上陸。最大風速が時速193km(秒速54m)にまで達し、キューバ政府はこれまでに73万5000人が避難したと発表した。
アメリカの国立ハリケーンセンター(NHC)は、「メリッサ」について「極めて危険なハリケーン」と表現しており、すでにジャマイカ全土に壊滅的な被害をもたらしたそうだ。
ハリケーン「メリッサ」は現在、北東へ時速16kmの速さで移動しており、29日の朝からキューバを横断し、午後にはバハマ諸島へ移動する見通しとなっている。(下の動画はジャマイカでの様子)
Live from Montego Bay, I think we maybe over the worst but still a few hours to go yet! @BBCNews @BBCWorld @BBCBreaking #MontegoBay #Jamaica #Hurricane #Melissa pic.twitter.com/JXrN8BwnHy
— Cara. With a C 🤍 (@WithAC86) October 28, 2025
「非常に厳しい夜となる」
キューバ政府は東部6州に「警報」を発令。ハリケーンの接近に伴い、キューバの住民は沿岸部から避難したという。
このような避難行動は28日にも行われ、キューバのミゲル・ディアス=カネル大統領もSNSの「X」で、「キューバ全体にとって非常に厳しい夜となるでしょうが、私たちは必ず立ち直ります」と述べたという。
ハリケーンの通り道となったジャマイカでは、全土で53万人以上が停電の影響を受けたそうだ。
また複数の病院が高潮、洪水、強風による建物の損傷などを受けており、ジャマイカ政府は病院や給水・ポンプ場といった重要施設を優先的に、復旧作業を進めている。
ジャマイカのアンドリュー・ホルネス首相は、国が「壊滅的な被害を受けた」としながらも、「国は再建し、以前よりもさらに良い形で復興する」と述べ、国民を励ましたという。(了)
出典元:ABC News:Hurricane Melissa live updates: Storm makes landfall in Cuba at Category 3 status(10/29)
出典元:The Guardian:Hurricane Melissa live updates: hundreds of thousands evacuated to shelters as 120mph winds hit Cuba; extensive damage in Jamaica(10/29)


























