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イスラエル軍がガザ地区中部を攻撃、40人が死亡、100人以上が負傷

イスラエル軍がガザ地区中部を攻撃、40人が死亡、100人以上が負傷
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イスラエル軍がガザ地区中部で攻撃を行い、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

指定された通りを移動中に攻撃を受ける

 

ガザ地区のメディア局によれば、イスラエル軍は2月22日にも、ガザ地区中部を攻撃し、40人が死亡、100人以上が負傷したという。犠牲者の圧倒的多数が、女性と子供だったそうだ。

 

この攻撃は、ガザ地区の町、Deir el-Balahやaz-Zawaydaなどで行われ、ガザ市から南へ移動しようとしたパレスチナ人が、イスラエル軍の戦闘車両による攻撃を受けたと見られている。

 

彼らはガザ市で支援物資が不足していることから逃れることを決め、避難民の安全な移動のために指定されたアル・ラシード通りを移動している時に、砲撃を受け、多数が死傷したという。

 

南部の病院では51人の患者を移送

 

一方、ガザ地区南部のハンユニスにある「ナセル病院」では、世界保健機関（WHO）の職員らが、患者たちを別の病院へ搬送する作業を続けているが、22日には51人の患者の移送を行ったと明らかにした。

 

WHO保健緊急事態チームリーダーのアヤディル・サパルベコフ氏によれば、これまで3回の作業で、51人の患者の移送を支援したという。

 

しかしまだ病院には140人の患者が残っており、一部の患者はイスラエル軍の攻撃により死亡し、または逃亡しようとして、患者数は時間ごとに変化しているそうだ。

 

イスラエル軍は「ナセル病院」から一時的に撤退したが、現在も病院を包囲し、監視下に置いている。

 

また南部のラファでも、イスラエル軍の空爆が行われ、「アル・ファルーク・モスク」が破壊され、数軒の家屋も攻撃を受けたという。

 

ユニセフも停戦を訴える

 

国連児童基金（ユニセフ）は22日、SNSにおいてガザ地区における飢餓の状況について投稿し、「ガザ地区の多くの人々は1日1食だけで生きています。まったく食べられない人もいます」と述べた。

 

 

その上で「ガザでの4か月以上にわたる暴力は、人道危機を招いている。子供たちは今すぐ停戦を必要としている！」と訴えた。

 

イスラエル側は人道支援物資の搬入を阻止しており、ガザ地区では食料だけでなく、飲料水も不足し、野草を摘んで食べている人もいるという。（了）

 

 

出典元：Al Jazeera：Israel’s war on Gaza live: 40 dead in Israeli army strikes on central Gaza(2/22)

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