プーチン大統領の車が爆発?暗殺未遂が起きたとの噂がネットに浮上
ロシアのプーチン大統領が乗った車が、何者かに襲われたとする情報がネット上に現れている。
内部情報を投稿してきた「SVR将軍」
そう主張しているのは、「SVR将軍」と呼ばれる匿名の人物だ。
「SVR将軍」は、かねてからプーチン大統領やロシア政府に関するインサイダー情報を定期的に投稿してきた人物とされている。
そして「SVR将軍」は先日、自らのテレグラムチャンネルで、プーチン大統領の車が攻撃され、大きな爆発音が鳴り響き、暗殺未遂事件が起きたと主張したという。
The incident occurred with a duplicate presidential cortege, in which #Russian President #Putin was located. The President sometimes, on the advice of the security service, travels by car as part of a backup motorcade.
2/9 pic.twitter.com/Wj0Lj210wp— generalsvr_en (@generalsvr_en) September 14, 2022
車の左前輪から大きな音、煙も発生
その情報によれば、警備上の懸念が深まる中、当時プーチン大統領は複数の車で公邸に戻る途中だったという。
その車列は5台の装甲車で構成され、プーチン大統領は3台目に乗っており、数キロ離れた公邸に向かう途中、1台目の護衛車が救急車に阻まれ、2台目の護衛車も障害物を迂回するため、止まらずに走り回ったそうだ。
やがてプーチン大統領が乗った車の左前輪から大きな音がし、その後、激しい煙が出たそうだ。
しかしその車は制御不能になりながらも、何とか現場を抜け出し、安全な公邸にたどり着いたという。
🚨 Rumors that Putin’s motorcade of armored vehicles was attacked. An ambulance blocked the lead car while another vehicle drove around the motorcade and dropped an explosive on the vehicle carrying Putin. All information surrounding the unsuccessful attack has been classified. pic.twitter.com/8S49WXyD0g
— Igor Sushko (@igorsushko) September 14, 2022
護衛車の数人が消息不明
その後、救急車を運転していた男の死体が発見され、先頭の護衛車に乗っていた数人が消息不明になったという。
また大統領のボディガード(シークレット・サービス)の責任者と、他の数人が停職になり、現在も拘束されているそうだ。
もっともこの「SVR将軍」の主張を、懐疑的に捉えている人は多い。
その一方で、「SVR将軍」はロシア政府内で起きていることを知ることができる、数少ない反プーチン派の人物だと主張する人もいるという。
まだ大手メディアなどは、このような情報を確認しておらず、報道していないため、現時点では「噂」と捉えた方がいいように思われる。
ゼレンスキー大統領の車も事故
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領を乗せた車も14日の夜、首都キーウで事故に巻き込まれたという。
ゼレンスキー大統領を乗せた車は、乗用車と衝突事故を起こし、乗用車の運転手にはその場で応急処置が施され、救急車に乗せられたそうだ。下は、事故現場と思われる映像。
#Zelensky accident. #Ukraine pic.twitter.com/anoWHQ0DlX
— Pierre Davide Borrelli (@PierreDBorrelli) September 15, 2022
ウクライナ政府の報道官によれば、ゼレンスキー大統領は事故後、医師の診察を受けたが「深刻な傷はなかった」という。(了)