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2つの星が合体して誕生、雪だるまの形をした白色矮星を発見

2つの星が合体して誕生、雪だるまの形をした白色矮星を発見
Warwick University

これまでにない大気組成をし、合体したと見られる珍しい恒星が科学者によって発見された。(アイキャッチはイメージ画)

 

直径は地球の3分の2ほど

 

その恒星の名前は「WDJ0551+4135」。地球から約150光年離れた場所にあり、2つの白色矮星が合体したと考えられている。

 

この星は、欧州宇宙機関の「ガイア望遠鏡」からのデータによって特定され、質量は太陽よりも多いが、天体の直径は地球の3分の2ほどしかない。

 

白色矮星は寿命を終える時に通常、「スーパーノバ」という超新星爆発を起こすが、この星を発見したイギリスWarwick大学のMark Holland博士は、次のように述べている。

 

「この星の最もエキサイティングな面は、スーパーノバとしてほとんど爆発することに失敗した可能性があることです。また多くの白色矮星は、このように質量が多くはありません(たいてい太陽の0.6倍程度、これは1.14倍ある)。もっともどんな恒星系がスーパーノバの段階にいたるのか、分かっていないことが多く残っています。奇妙に聞こえるかもしれませんが、スーパーノバに失敗したこの星の特性を測ることは、原子核融合反応の自滅行為への成り行きについて多くを私たちに語りかけているのです」

 

大気中に炭素が豊富に存在していた

 

白色矮星は太陽のような恒星が、核エネルギーを使い果たし、星としての命を終える段階のものとされている。

 

このため白色矮星は多くの大気を失い、非常に高温のコアだけが残され、大気にある重い原子は沈み、より軽いものが表面に留まり続けるそうだ。そしていくつかの白色彗星には、ほとんどが純度の高い水素か、もしくはヘリウムの大気があるという。

 

ところがこの星は、炭素を豊富に含んでおり、これを説明できるものは、2つの白色矮星が合体して形作られた点しかないと博士は語っている。(了)

 

出典元:BBC:Huge ‘space snowman’ is two merging stars(3/2)

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