花火の倉庫が爆発、9人が死亡、100人以上が負傷【タイ】
タイで花火や爆竹を保管していた倉庫が爆発し、数多くの人が亡くなった。
溶接工事が原因か?
その事故が起きたのは7月29日、場所はタイ南部のナラティワート県にある町、Sungai Kolokとされている。
その日の午後、爆竹を保管していた倉庫が爆発。9人が死亡し、115人が負傷したという。
火災は現在、鎮火しているが、予備調査では建設中の建物で行われていた溶接工事が原因とみられている。
#Narathiwat #Thailand🇹🇭- Explosion blast at firecracker warehouse within Market in #Muno tambon of #SuNgaiKolok with damage seen among several buildings outside Kampong Noodle Shop as rescue operation ongoing (📹Nuru Saro Yu) pic.twitter.com/gmCCvtZlcq
— CyclistAnons🚲 (@CyclistAnons) July 29, 2023
500もの家屋が爆発によって被害
タイの放送局「Thai PBS」は、この町で500戸の家屋が爆発によって被害を受けたと伝えている。
また地元メディアの映像にも、辺りに大量の煙が立ち上り、多数の店舗、家屋、車両が爆風で大きな被害を受け、あるものは炎上し、あるものは屋根が吹き飛ばされている様子が映っていた。
地元のSeksan Taesenさんも、爆発の瞬間について、次のように証言している。
「家の中で携帯電話をいじっていたら、突然、雷のような大きな音がして、家全体が揺れました。やがて屋根が大きく開いているのが見えました。外を見ると、家屋が倒壊し、あちこちで人が倒れていました。大混乱でした」
タイでは建設関係の安全性が低く、先月もバンコクで建設中の道路橋が崩落し、2人が死亡している。(了)
出典元:The Guardian:Firecracker warehouse blast kills nine in southern Thailand(7/29)