インドの人々が水路から子ゾウを救出、背中に抱えて母親のいる森へ届ける
インドで水路にはまって動けない子ゾウを人間が救出し、背負って森へと送り届ける場面が撮影された。
メスのゾウが人や車を襲っていた理由とは
この映像が撮影されたのは、インド南東部のタミル・ナードゥ州にあるOotyという地域とされている。
実はこの地域にあるMettupalayam森林局には、最近メスのゾウが出没しているという情報が寄せられていたという。
この大人のゾウは、そのエリアに入ってくる車や人々を襲い、森林保護員がクラッカーを鳴らして追い払っても、再び元の場所へ戻るのを繰り返していたそうだ。
そしてやっとメスのゾウを離れた場所に追い返した時、保護員は元の場所付近で動けなくなっている子ゾウを発見した。
子ゾウを背負って森へ届ける
その子ゾウは水路にはまって動けず、方向もわからないまま、空腹の状態で残されていたという。
そのため保護員らが、まずは子ゾウを溝から引っ張り救出。その後、母親がいると思われる近くの森の中へと連れて行ったそうだ。
映像にはその際、保護員の1人が子ゾウを背中に担ぎ、急いで目的の場所へ向かう姿が捉えられていた。
もっとも子ゾウは一度森の中に置いても、再び人間の元へ戻ってきてしまったとか。しかしそれでもやがて母親のゾウが現れ、親子は無事森の中へと消えていったと言われている。
動画には母親と再会する場面は映っていないが、子ゾウの迫力のある鳴き声も収められている。ぜひ、ご覧いただきたい。(了)
https://youtu.be/x2ubkHKWgw8
出典元:INDEPENDENT:Indian rescue workers save baby elephant from canal and carry it home to its mother(12/22)
出典元:METRO:Rescuer carries baby elephant back to its mother after it falls into canal(12/22)