シェルターに保護されたおデブな猫、お腹が可愛いと話題になり、里親が決まる
アメリカ·バージニア州の街を彷徨っていた野良猫。その太りようが魅力となり、性格が偏屈であるにもかかわらず、早速里親が決まった。
町一番のベストなお腹
フロスティという愛称が付けられたその猫を保護したのは、バージニア州リッチモンドの動物保護団体「Richmond Animal Care and Control」。先週、Facebookに写真を投稿し、「お腹の可愛い猫はみんなが好き。それは誰でも知っている。そしてこの猫のお腹は、驚くことに町一番のベストなお腹です」と書き込んだ。
フロスティの体重は28.5ポンド(約12.9kg)。2リットル入りペットボトル(1本約2kg)の6本分と同じだ。平均的な猫の体重の3倍なのだそう。もちろん体も大きいので、シェルターが用意している標準的な檻には入らなかったとのこと。
フロスティの性格は気難しく、偏屈。「彼(フロスティ)が好きな時に好きなことをするのを許す限り、彼は理想的なペットです」保護団体はこう書いて里親を募集した。
Facebookで人気者に
ダイエットして痩せるまで里親候補は出て来ないだろう、と思われていたフロスティだが、意外にもFacebookですぐ人気者になった。数千件ものリアクションがあり、何百件ものコメントが寄せられた。
コメントしたのは主に太った猫のファンだ。どうやらデブ猫のファンは多いらしい。ある人は「(フロスティ)は、私の高祖母が飼っていた猫たちを思い出させる。どの猫も15ポンド(約6.8kg)を軽く超えていて、人間嫌いだった。人が近寄るとすぐ逃げ出した」と書いている。
フロスティの里親となったのは、Maggie Thompsonさんという38才の女性。気難しいフロスティがなぜか彼女には懐き、膝の上に乗って喉をゴロゴロ鳴らしたそうだ。丸々としたお腹は可愛らしいが、健康のことを考えて少し減量させる予定らしい。
(了)
出典元:Fox News:28-pound cat rescued by animal shelter goes viral before finding forever home(1/14)
出典元:USA Today:He’s ‘28.5lbs of pudge with a side of crankiness’: Can Frosty the cat find a new home?(1/10)