8月19日の夜から今年最初の「スーパームーン」、いつもより満月が明るく輝く
今年初めてとなる、「スーパームーン」が今日の夜から、空に浮かび上がると言われている。
地球から36万1970kmの位置に
実は今年の「スーパームーン」は4回しかないのだが、その最初が8月19日(厳密には日本時間で20日の午前3時頃が満月)になるという。
この日は、月が地球から36万1970kmの距離に近づくため、いつもより大きな満月が観察できるそうだ。
もっとも、観察していても、月の大きさの変化には気づきにくい。しかし明るさの変化は見分けやすく、「スーパームーン」は通常の満月よりも、30%明るくなることがあるという。
10月には月が地球に最接近
そもそも月は、地球の周りを楕円形の軌道を描きながら公転しているため、「スーパームーン」は通常、1年に3、4回しか起こらないと言われている。
今年の「スーパームーン」は8月以降、9月、10月、11月と連続して現れるという。
9月には17日の夜から翌朝にかけて、月が8月よりも、さらに約4484kmも近づき、部分月食も起こると言われている。部分月食は、アメリカ大陸やアフリカ、ヨーロッパの多くの地域で見られるそうだ。
10月には月が地球に最も接近し、35万7364kmの距離にあり、11月の「スーパームーン」は36万1867kmの位置にあるという。(了)
出典元:ABC News:August’s supermoon kicks off four months of lunar spectacles. Here’s how to watch(8/15)