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死んでしまった25年来の親友、そばから離れようとしないゾウの姿が泣ける

死んでしまった25年来の親友、そばから離れようとしないゾウの姿が泣ける
X/Daily Loud@DailyLoud

サーカス団で25年間一緒だったゾウ、ジェニーとマグダ。親友と言っていいこの2頭の別れのシーンが、多くの人の涙を誘っている。

 

コンビを組んで20年以上のパートナー

 

ジェニーとマグダは、ロシアのサーカス団に飼われている老齢の雌ゾウ。今は引退して舞台には出ていないが、これまで20年以上コンビを組んで出演し、息の合った芸で観客たちを楽しませて来た。

 

今月中旬、その一方のゾウ、ジェニーが倒れ、そのまま他界した。おそらく2頭の間には切り離し難い繋がりが出来ていたのだろう、マグダはパートナーの亡骸のそばから一向に離れようとはしなかった。

 

海外メディアによれば、マグダは何時間もの間、自分の体で亡骸を覆うようにし、近づこうとする獣医を寄せ付けなかったそう。最初は、眠りから醒まそうとするかのように鼻や足先でジェニーの身体を軽く押し、何の反応も得られないと分かると、マグダはまるで最後の別れを告げるように、鼻全体で亡骸を優しく撫で、覆いかぶさってハグするような仕草をする。この時撮影された動画がXでシェアされ、すでに400万回以上再生されている。

 

 

動物にも愛や悲しみがある

 

この動画を見た人たちは皆、ゾウに深い感情があること知り、感銘を受けたようだ。以下は、メディアに紹介されている主なコメント。

 

くそっ、見ていて胸が張り裂けそうだ。ゾウはこの世界で生きるには純情すぎる。

 

悲しすぎる。ゾウにはこんなに深い感情がある。25年一緒にやってきたパートナーとの絆を失うのは堪え難いことだろう。動物にも愛や悲しみがあるということが、よくわかる。

 

人間と同じだ。ゾウのマグダに同情するよ。

 

気持ちを伝えるのは言葉だけではない。マグダの仕草から心が読み取れる。そしてこちらも悲痛な気持ちになる。

 

動物は総じて人間より同情心が厚く、信頼でき、誠実で、道義を重んじるものだ。

(了)

 

出典元:The IndianExpress:Elephant mourns death of her companion of 25 years, refuses to leave her side: ‘Heartbreaking’(3/15)

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