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世界最大、しかも絶滅したと思われたハチが、インドネシアの島で発見される

世界最大、しかも絶滅したと思われたハチが、インドネシアの島で発見される
Global Wildlife Conservation

世界で最も大きいとされるハチがインドネシアの島で、調査チームによって発見され、注目を集めている。

 

大きさは大人の親指ほど

 

そのハチとは「Wallace’s giant bee」と呼ばれる種類で、大きさはちょうど大人の親指のほどもあるという。

 

しかも1981年には複数の存在が確認されていたが、それ以降は目撃されておらず、絶滅したと考えられてきたそうだ。

 

それが今回、これまであまり探索されてこなかったインドネシアの島で、生きた状態のまま発見された。

 

Global Wildlife Conservation

6日かけて、40の蟻塚を調査

 

見つかったハチはメスで、発見された正確な場所などは、密猟の恐れがあるため明らかにされていない。

 

調査を行ったのはハチの専門家や写真家で、彼らは失われた種を探す計画を立ち上げた環境保護団体「Global Wildlife Conservation (GWC)」の支援を受け、今年1月にインドネシアの島に入ったという。

 

そして6日かけて、2つの島にある40もの蟻塚を調査。そのうちの1つ、木に作られたシロアリの巣を覗いたところ、「Wallace’s giant bee」を発見したという。

 

Global Wildlife Conservation

群れを作らず1匹で暮らす

 

「Wallace’s giant bee」は、イギリスの探検家で博物学者でもあるAlfred Russel Wallace氏によって1858年に発見され、その後彼に因んだ名前が付けられたという。

 

両方の羽を広げた長さは約6cm。世界で最も大きなハチとされ、通常のヨーロッパミツバチの4倍以上の大きさだとか。

 

しかし他のハチのように群れを作らず、木にあるシロアリの塚に巣を作り、単独で暮らしているそうだ。

 

Global Wildlife Conservation

 

そしてクワガタのような大きな顎を使い、ねばねばした木の樹脂を集めて巣の縁に並べ、侵入してくるシロアリを防いでいると言われている。

 

今回、最初にこのハチを撮影した、野生動物写真家のClay Bolt氏は、次のように語っている。

 

「実際に人生の中で、こんなに美しく巨大なハチを見たり、頭の横を飛んで行く時の大きな羽の音を聞いたりしたことは、ただ信じられません」

 

今回発見された「Wallace’s giant bee」は自然に返されたそうだが、メスの再発見はこの地域でまだこの種が生きていけることを示すとして、専門家らに希望を与えているという。

 

日本のオオスズメバチの女王でも体長が4cmから5.5cmもあると言われているが、今回のハチも親指ほどの大きさだとは驚きだ。(了)

 

 

出典元:BBC:World’s biggest bee found alive(2/21)

出典元:MailOnline:I don’t bee-lieve it! World’s biggest species of bee the size of a human THUMB that was believed to be extinct for 38 years is found on an island in Indonesia(2/21)

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