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フランス議会選挙で極右の台頭を阻止、極左政党が第一党に

フランス議会選挙で極右の台頭を阻止、極左政党が第一党に
X_Jean-Luc Mélenchon

フランスで7月7日、国民議会の決選投票が行われ、極左政党が第一党になった。

 

「国民連合」は第3位に

 

フランスの国民議会下院における1回目の選挙(定数577議席)では、マリーヌ・ル・ペン氏率いる極右政党「国民連合」がトップに立ち、33.2%の得票数を獲得した。

 

一方、左派連合の「新人民戦線」が28%、マクロン大統領の「与党連合」は20.8%で3位にとどまったという。

 

その後、「国民連合」の勝利を阻止するため、「新人民戦線」と「与党連合」などが協力。候補者を1本化し、200 人以上の候補者が撤退したそうだ。

 

そして2回目の決選投票では、「新人民戦線」が182の議席を獲得して、第一党となり、マクロン氏の「与党連合(中道)」も2位で、168議席を獲得した。議席数は、選挙前に比べて最大100議席減となるが、予想を上回る結果になったという。

 

一方、極右の「国民連合」は過半数を狙っていたものの、右派勢力と合わせて143議席、3位になる結果となった。ただ「国民連合」は、選挙前の88議席から大幅増となる。

 

「国民は最悪のシナリオを回避した」

 

「国民連合」は選挙期間中、給与や退職金、年金などについてはほとんど語っておらず、外国人排斥や規制に関する内容がほとんどだったという。

 

「国民連合」は、二重国籍者が特定の職業に就くことを禁止し、フランスで生まれ育った外国人の子供の国籍を剥奪、公共の場でのスカーフ着用を禁止すると公約に掲げていたそうだ。

 

「新人民戦線」に参加している急進左派政党「不服従のフランス」を率いるメランション氏は選挙後、パリで支持者を前に「国民は最悪のシナリオを回避した」と述べたという。

 

またメランション氏は「大統領は、新人民戦線に統治を求める義務がある」とも述べ、左派から首相を指名するよう主張した。

 

一方、「与党連合」を率いたアタル首相は選挙結果を受け、「明日大統領に辞表を提出する」と述べたという。(了)

 

出典元:The Guardian:Leftwing coalition wins most parliamentary seats in France – as it happened(7/7)

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