トランプ大統領の次の標的はキューバか?記者会見で示唆

アメリカのトランプ大統領は1月3日、ベネズエラへの大規模な攻撃を行った後、記者会見を開き、次の標的について示唆した。
「キューバ国民を助けたい」
トランプ大統領は3日、記者会見で、ベネズエラへの攻撃には、キューバへのメッセージが含まれているかと問われ、次のように答えた。
「キューバは、最終的に議論の的となるだろう。なぜならキューバは現在、破綻国家であり、非常に深刻な破綻状態にあるからだ。我々はキューバ国民を助けたいのだ。キューバの国民を助けたいという意味で、これ(ベネズエラへの攻撃)は非常によく似ている。キューバから追放され、この国で暮らしている人々も助けたいのだ」
またトランプ氏は、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領に対する攻撃的な発言も繰り返し、同大統領が麻薬取引と深く結びついた国家を統治していると批判したという。下はニューヨークに到着した、ベネズエラのマドゥロ大統領。
WATCH: Nicolas Maduro’s perp walk as he gets off the plane at Stewart Air National Guard Base. pic.twitter.com/SfL0qPHPxq
— Republicans against Trump (@RpsAgainstTrump) January 4, 2026
「麻薬の問題ではない」
しかしベネズエラへの攻撃やマドゥロ大統領の拘束については、国内からも批判の声が上がっている。
民主党の進歩派下院議員であるオカシオ=コルテス氏はSNSにおいて、トランプ氏によるベネズエラへの攻撃が「麻薬の問題ではない」と投稿。
ジェフリー・エプスタインのファイルと医療費の高騰を巡る問題から、国民の目をそらすために攻撃を開始したと非難した。
熱烈なトランプ支持者だった共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員も、常にライバルだったオカシオ=コルテス氏に同調し、トランプ政権によるベネズエラへの攻撃が、積極的な政権転覆作戦の始まりの可能性があると非難、次のように述べた。
「マドゥロ政権の排除は、ベネズエラの石油供給を掌握するための明確な動きであり、イランにおける次の政権転覆戦争に備えて、安定を確保するためだ」
またグリーン氏は、アメリカ国民が政府の「終わりのない軍事侵略」と、軍事機構(軍産複合体)への資金提供にうんざりしていると警告。「MAGAの議員の多くは、これを終わらせるために(トランプ氏に)投票したと思っていた。しかし、私たちは大きく間違っていた」とSNSに投稿した。
さらに2人の下院議員は、トランプ大統領が、アメリカへのコカイン密輸で有罪判決を受け、45年の刑を宣告されたホンジュラスの元大統領、フアン・オルランド・エルナンデス氏を恩赦したことを指摘。トランプ氏が、麻薬密売阻止を公言しているが、それは真実ではないと主張したという。
NY市のマムダニ市長も攻撃を批判
ニューヨーク市のゾーラン・マムダニ市長も1月3日、同市の収容施設にマドゥロ大統領を入れる計画について説明を受けたと述べ、ベネズエラへの攻撃について声明を発表し、次のように批判した。
「主権国家を一方的に攻撃することは戦争行為であり、連邦法および国際法に違反する。この露骨な政権転覆の追求は、海外にいる人々だけでなく、この町を故郷と呼ぶ数万人のベネズエラ人を含む、ニューヨーク市民に直接的な影響を与えている。私は彼らとすべてのニューヨーク市民の安全を最優先に考えており、私の政権は引き続き状況を監視し、適切な指示を出していく」(了)
出典元:ABC News:Venezuela live updates: Maduro arrives in New York to face federal charges(1/4)
出典元:USA TODAY:Trump says Cuba ‘something we’ll be talking about’ after Maduro ouster(1/3)
出典元:Daily Mail:Marjorie Taylor Greene joins AOC and Democrats in slamming Trump’s Venezuela operation: ‘Boy were we wrong’(1/3)


























