Twitter/Prime Minister of Israel@IsraeliPM

テスラが発売を予定している未来的な電気自動車「サイバートラック」に、イスラエルのベンヤミン·ネタニヤフ首相が乗り、マスク氏が自ら運転した。サイバートラックには、宇宙ロケット用の特殊なステンレス·スチールが使われており、幾何学的な外観がユニークだ。

テスラの工場に招かれたネタニヤフ首相

イスラエルのネタニヤフ首相は、今月のアメリカ訪問中に、カリフォルニア州フリーモント市にあるテスラの工場を見学した。

CEOであるイーロン·マスク氏がネタニヤフ氏とサラ夫人を案内し、テスラ社の展望や、生産されている車種の紹介を行なったと報じられている。その後3人は、フルサイズの先進的なピックアップトラック「サイバートラック」で、工場の周辺をドライブした。

ネタニヤフ首相のXアカウントにこの時の様子が投稿されている。動画の投稿文にはこうある。

ベンヤミン·ネタニヤフ首相とサラ夫人は、CEO・起業家のイーロン·マスクと、カリフォルニア州フリーモントのテスラの工場を見て回った。

Prime Minister Benjamin Netanyahu and his wife Sara toured the @Tesla Motors plant in Fremont, California, together with Tesla CEO, entrepreneur @ElonMusk. pic.twitter.com/GPCx5tBSUm

— Prime Minister of Israel (@IsraeliPM) September 18, 2023

サイバー·トラックでのドライブについては、こう書かれている。

ネタニヤフ首相と夫人は、次に、イーロン·マスクと一緒に、まだ発売されていない乗り物「サイバー·トラック」に乗った。

Prime Minister Netanyahu and his wife, together with Elon Musk, then rode in the 'Cyber Truck' vehicle that is not yet on the market. pic.twitter.com/NaZFxlb5gD

— Prime Minister of Israel (@IsraeliPM) September 18, 2023

ユニークなサイバー·トラック

テスラ社は、サイバー·トラックを2019年に発表した。ボディに宇宙ロケット用のステンレス·スチールを使ったこの電気自動車は、直線で構成された非常にユニークなデザインが特徴だ。フル充電での走行距離は400～800 km、時速0～60マイルまでの加速が2.9～6.5秒と見積もられている。

テスラのサイトによると、この車は「トラックよりも実用的でスポーツカーよりも優れたパフォーマンス」を提供するとのこと。今年中には発売される予定だ。

ネタニヤフ首相はマスク氏と、AI（人工知能）やSNS上での反ユダヤ主義的発言についても話し合ったと報じられている。（了）

出典元：NDTV:Elon Musk Takes Israel PM For A Ride In Tesla’s Yet-To-Be Launched ‘Cybertruck’(9/19）