中国で、ロボットによる3人制サッカーの試合が行われる

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中国の北京で先日、ロボットたちによるサッカーの試合が開催された。
各大学のチームが独自に改造
その試合は3人制サッカーで、6月28日には、4チームに分かれたヒューマノイドロボットたちが対戦したという。
このロボットは「ブースター・ロボティクス」社が提供したものだが、各大学のチームがAIを使い、独自のアルゴリズムでロボットを改造したそうだ
そしてロボットたちは独自に判断し、ピッチでボールを追いかけた。その様子がこちら。
Not quite the World Cup, but it’s definitely unique. pic.twitter.com/rtWk7FuaMh
— South China Morning Post (@SCMPNews) June 30, 2025
ボールを蹴り、立つことにも苦戦
ただロボットたちは、ボールを蹴ったり、立ったりすることにも苦戦しており、転倒を繰り返し、少なくとも2体のロボットは、地面に倒れた後、立ち上がることができなかったという。
「ブースター・ロボティクス」社の創業者兼CEO、チェン・ハオ氏は、「スポーツ競技はヒューマノイドロボットにとって理想的なテストの場です。将来、人間がロボットと対戦する可能性があります」と述べた。
ただし今回の試合の様子を見る限り、対戦にはまだ時間がかかりそうだ。
大会の決勝戦では、清華大学のチーム「THUロボティクス」が、中国農業大学のチーム「マウンテン・シー」を5対3で破り、優勝したという。(了)
出典元:The Guardian:China hosts first fully autonomous AI robot football match(6/30)