ハンド・スピナーが宇宙に運ばれたら…NASAの宇宙飛行士がユニークな実験を披露
子供や大人にも人気のおもちゃ「ハンド・スピナー(フィジット・スピナー)」が宇宙にまで運ばれ、実際にどのように回転するのかを紹介した動画が公開されている。
国際宇宙ステーションにまで運ばれる
その動画を公開したのは、NASAの宇宙飛行士であるRandy Bresnikさん。
彼は現在、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているのだが、運ばれた「ハンド・スピナー」を回転させ、その様子をツイッターで公開した。
そもそも「ハンド・スピナー」は地球上でもよく回わるが、動画の中のスピナーはそれ以上に延々と回転し続けた。
A fidget spinner in space! How long does it spin? I'm not sure, but it’s a great way to experiment with Newton’s laws of motion! pic.twitter.com/5xIJDs2544
— Randy Bresnik (@AstroKomrade) October 13, 2017
浮くために、ベアリングの摩擦が少ない
Bresnikさんによれば、ISSの「ハンド・スピナー」は重力の影響を受けずに浮くため、中央のベアリングの摩擦が減り、想像以上によく回転し続けたという。
無論、Bresnikさんらは実際にスピナーが何時間くらい回り続けたのかは、計測してはいない。
しかし動画では宇宙ステーションでしか見られない、スピナーのユニークなさまざまな動きを披露している。
それにしてもISSにまで「ハンド・スピナー」が運ばれるとは、ユーモアあふれる試みと言えるかもしれない。(了)
出典元:INDEPENDENT:Fidget spinners in space are even better than on Earth(10/14)