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スペインの高速鉄道、最新車両がガタガタ揺れすぎると乗客が不満【動画】

スペインの高速鉄道、最新車両がガタガタ揺れすぎると乗客が不満【動画】
X_Alex Sanchez

スペインの高速鉄道を利用していた乗客が、ガタガタ揺れすぎる車内の様子を撮影した。

 

3時間、ずっとガタガタ

 

その乗客とは、アレックス・サンチェスさんだ。彼は6月14日、スペインのマドリードと、Gijónの町を結ぶ、高速鉄道の車両「AVE 05721」に乗っていたという。

 

この車両は新型車両だったにもかかわらず、3時間乗っている間、ずっと車内がガタガタ揺れ続けていたそうだ。

 

サンチェスさんは、車内の様子を撮影し、SNSの「X」に投稿。スペイン国営鉄道会社の「Renfe」やスペインの運輸大臣に向けて「(この状況を)AVE 05721の乗客に説明してくれることを願っています」とコメントした。

 

複雑な軌間システムを採用

 

この高速鉄道の路線は、20年の建設期間を経て、昨年11月にようやく開通したという。

 

また列車は時速270kmほどに達することから、速度を上げられるよう線路を直線化し、距離と移動時間を短縮しているそうだ。

 

さらに古いモデルの列車も、引き続き運行できるようにするため、高速鉄道が様々な場所で線路の幅に対応するなどし、複雑な軌間システムをとっている。

 

しかし「Renfe」は、原因は車両のせいだと主張。見直してほしいと要望した、サンチェスさんに対して、次のように述べた。

 

「この異常の原因を分析し、製造元に報告するため、列車を動かないようにしました。原因が分かり次第、お知らせします。改めてお詫び申し上げます」

 

「Renfe」はこの新型車両を最近、投入したばかりだが、期待していたよりも、評判が良くないという。(了)

 

出典元:METRO:Passengers hit by severe turbulence – on train that’s just had a £3,475,000,000 upgrade(6/24)

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