Switch news

知っておきたい世界のニュース

イスラエル軍の攻撃により、ガザ地区中部と南部で20人のパレスチナ人が死亡

イスラエル軍の攻撃により、ガザ地区中部と南部で20人のパレスチナ人が死亡
X_@AJA_Palestine

イスラエル軍はガザ地区中部と南部に激しい攻撃を加え、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

南部で6人の遺体を回収

 

イスラエル軍は8月27日、主にガザ地区中部と南部で攻撃を行い、少なくとも20人のパレスチナ人が殺害されたという。

 

ガザ地区中部の町、Deir el-Balahの東にあるal-Musaddarエリアでは、イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ人の女性1人が死亡、数人が負傷した。下の動画は、Deir el-Balahの住宅が空爆される様子。

 

 

またガザ地区南部のハンユニスでも、イスラエル軍による住宅への攻撃で、6人が死亡。ガザ地区の民間防衛当局は、彼らの遺体を回収したと明らかにした。

 

パレスチナ赤新月社(PRCS)によれば、この攻撃は複数回行われ、現在も負傷した人々の救急搬送が行われているという。

 

 

ガザ地区北部のガザ市にあるゼイトゥーン地区でも、イスラエル軍の攻撃により、少なくとも3人のパレスチナ人が死亡した。

 

イスラエル建国以前に生まれた女性が死亡

 

もっともガザ地区では、イスラエル軍の攻撃による死者以外にも、多くの人々が亡くなっている。

 

先日は、イスラエルの建国以前に生まれたパレスチナ人の高齢女性、Fatimaさんが、何度も避難を余儀なくされた後、難民キャンプのテントの中で死亡した。

 

彼女の年齢は89歳。1948年のイスラエル建国に際して、75万人のパレスチナ人が家を追われ、殺害された「ナクバ(大惨事)」を生き延びたという。

 

「ヒズボラ」が国境付近を攻撃

 

レバノンのシーア派武装組織「ヒズボラ」は27日、国境沿いにあるイスラエルの情報収集施設を、ドローンで攻撃したと明らかにした。

 

またイスラエル側の国境付近に建設された不法入植地を標的にし、イスラエル兵を攻撃したと主張している。

 

下の動画は、過去数日間に行われた「ヒズボラ」の攻撃の様子。

 

 

一方、イランの支援を受けているイラクの組織「Islamic Resistance」も、8月26日に、イスラエル第3の都市、ハイファをドローンで攻撃したと主張している。

 

「Islamic Resistance」は声明で、パレスチナ人支援のために「重要な目標」を攻撃したとし、今後も攻撃を継続すると述べている。

 

イスラエル軍は、この攻撃についてコメントをしていない。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Israeli forces intensify attacks(8/27)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top