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修復されたノートルダム大聖堂、12月8日に一般公開

修復されたノートルダム大聖堂、12月8日に一般公開
X_@parisvisites

フランス・パリにあるノートルダム大聖堂が修復され、今後一般公開される予定となっている。

 

マクロン大統領も視察

 

ノートルダム大聖堂は2019年、大規模な火災に見舞われ、高さ300フィート(約91m)の尖塔や主祭壇、屋根などが焼失したという。

 

しかしその後、修復作業が行われ、先日新しく生まれ変わった建物の内部の様子が公開された。

 

フランスのマクロン大統領も11月29日、ノートルダム大聖堂を訪れ、内部を視察したそうだ。また12月8日には、一般公開される予定となっている。

 

1260年頃に建設、850年間の歴史

 

ゴシック建築のノートルダム大聖堂は、1260年頃に建てられ、2019年に炎に包まれるまで850年間存続していたという。

 

また火災に見舞われた当時、人々は大聖堂の見える場所に集まり、燃えていく姿を見守り続けていた。

 

今回の修復では、火災で崩落したアーチ型の天井は細部まで復元され、すすなどが付着した壁や柱も清掃されたことで、建物の内部は建設当時に近い、クリーム色になったそうだ。

 

マクロン大統領は、再建に関わった職人など、およそ1300人の前で「ノートルダムの火災はフランス国家の傷だったが、皆さんの決意と献身が不可能なことを成し遂げた」とねぎらった。

 

 

修復工事には1億7000万ドル(約255億円)が費やされ、パリ観光局によると、建物の大部分は一般公開されるが、再建は継続されるという。(了)

 

出典元:ABC News:A look at the renovated Notre Dame Cathedral ahead of its reopening(11/30)

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