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フランスの税関職員、スペインのトラックから恐竜の歯を発見

フランスの税関職員、スペインのトラックから恐竜の歯を発見
X_zeta panama

フランスの税関職員が先日、イタリア国境付近での定期検査中に恐竜の歯9本を発見したという。

 

白亜紀後期の恐竜の歯と判明

 

フランスの税関によれば、1月28日に国境で、スペインとイタリアを結ぶA8高速道路を走行していたトラックの検査を行ったという。

 

その際、2つの荷物の中に、歯の化石らしきものを発見。近くのマントン市にある先史博物館に、検査のため送ったそうだ。

 

そして2月14日、専門家はこの歯が白亜紀後期(7200万年から6600万年前)の爬虫類のものだったと明らかにした。

 

3種類の恐竜の歯が含まれていた

 

特定された歯のうち1本は、体長約3メートルの海生爬虫類「ザラファサウラ・オセアニス(Zarafasaura oceanis)」のもので、2011年にモロッコで発見され、命名されたという。

 

また3本は、体長12メートルにも達する大型水生生物「モササウルス」の歯だったそうだ。

 

他の5本の歯は、ワニの遠い祖先である「ディロサウルス・フォスファティクス(Dyrosaurus phosphaticus)」のものと考えられている。

 

フランスの警察によると、トラックの運転手は、イタリアのジェノバとミラノの人々に荷物を配達していたという。

 

化石の収集は合法だが、輸出には許可が必要になることが多いため、警察は現在、荷物の受取人の特定に取り組んでいるそうだ。(了)

 

出典元:BBC:French customs seize dinosaur teeth found in lorry(2/15)

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