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トランプ政権を支持していたブラジルの右翼インフルエンサー、ICEに拘束される

トランプ政権を支持していたブラジルの右翼インフルエンサー、ICEに拘束される
Instagram_juniorpena0

トランプ政権の移民政策に理解を示していたブラジル人のインフルエンサーが、アメリカで移民関税執行局(ICE)に拘束された。

 

「トランプが好きなんだ」

 

そのインフルエンサーとは、Júnior Pena氏(本名:Eustáquio da Silva Pena Júnior)だ。

 

彼はTikTokやインスタグラムを使い、数十万人のフォロワーに向かって、移民の視点から「アメリカの現実」を伝えてきたという。

 

そして先日、移民関税執行局(ICE)の職員が、ブラジル人を含む移民を一斉検挙しているとの報道を受け、Pena氏はフォロワーに対し、冷静さを保ち「絶望」しないよう訴えたという。

 

またPena氏はトランプ大統領の移民政策に支持を表明し、「私はドナルド・トランプ氏を支持する。彼が好きなんだ」と述べ、拘束された移民についても、「だが、彼らは全員悪党だ。全員だ」と主張した。

 

極右の元大統領を支持

 

しかし1月31日、そのPena氏も移民関税執行局(ICE)の職員に拘束され、ニュージャージー州の町、ニューアークにある拘留施設に送られたという。

 

Pena氏は、ブラジル南東部のミナスジェライス州にある町、Belo Horizonteの出身だが、2009年からアメリカ国内で暮らしてきたと言われている。

 

そして彼は自身のSNSを通じて、移民たちの体験談や、ブラジルのダ・シルバ大統領への批判を展開。一方、トランプ大統領の盟友で、極右の元大統領、ボルソナロ氏を支持する投稿を続けてきたという。

 

そのためICEによる拘束のニュースが拡散すると、Pena氏を批判する人々がインスタグラムに殺到し、「あなたはトランプ大統領を支持したのに、結局は報いを受けたんだ」や「因果応報だ」といったコメントを寄せた。

 

アメリカには推定で200万人のブラジル人コミュニティがあると言われ、トランプ大統領の反移民政策によって深刻な影響を受けており、昨年、国外追放されたブラジル人の数は過去最高の2785人に達したという。

 

ブラジルの雑誌「Veja」は、トランプ大統領政権下で展開されているのは「正真正銘の人間狩り」だと報じ、読者に「街には恐怖の雰囲気が漂っており、『外国人に見える』人は誰でも、(移民の)資格に関わらず、標的になり得る」と警告した。(了)

 

出典元:The Guardian:Brazilian influencer who defended US immigration crackdown arrested by ICE(2/2)

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