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イラク北部のクルド人部隊が、イランへの地上侵攻を準備か?米が支援を約束

イラク北部のクルド人部隊が、イランへの地上侵攻を準備か?米が支援を約束
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アメリカ政府は、イラク北部のクルド人を使い、イランへの地上侵攻を画策しているようだ。

 

トランプ大統領「支援の用意がある」

 

イラク北部に居住するクルド人の反イラン体制派グループが、国境を越え、イランへの地上侵攻を準備しているとの情報が流れている。

 

4日には、クルド人の戦闘員がすでに国境を越え、イラン領内に侵入したとの情報が流れたが、後に否定された。

 

ただアメリカ政府の関係者は今週初め、クルド人戦闘員がイラク北部から国境を越え、イランに侵入した場合、アメリカ軍が航空支援を提供する用意があると述べていたという。

 

アメリカのメディアも、トランプ大統領が今週初め、イラク北部に拠点を置くクルド人勢力の指導者2人に電話をかけ、「イラン政権打倒のために武力行使に出る意思のあるグループを、支援する用意がある」と述べたと報じている。

 

また同地域のクルディスタン自由党(PAK)の幹部は3月4日、アメリカの政府関係者が作戦の可能性についてクルド人反体制派グループの指導者らと連絡を取り、一部の部隊がイラク・スレイマニヤ県のイラン国境付近に移動し、待機していると明らかにした。

 

専門家は危険だと警告

 

アメリカ軍とイスラエル軍は、このような作戦に備えてか、イラクとの国境付近にあるイラン北部の軍事拠点などを空爆しているという。

 

イスラエル軍の報道官は、「空軍が、イラン西部で敵の戦力を弱体化させ、テヘランへの経路を確保し、作戦の自由を確保するため、精力的に作戦を展開している」と述べた。

 

イラン側もクルド人反体制派の動きを警戒し、3月5日には、イラクに拠点を置くクルド人勢力への攻撃を開始したと明らかにした。

 

しかし専門家は、クルド人戦闘員をイランとの紛争に引きずり込むというアメリカの提案は、パンドラの箱を開けることになり、イランだけでなくイラクも分裂するリスクがあると指摘。イラン国内の他の少数民族の間でも、対立を激化させるリスクがあるとし、「非常に危険」だと警告している。

 

一方、イラク・クルディスタン地域のNechirvan Barzani議長は、1991年のクルド人蜂起35周年を記念して、SNSで次のように述べた。

 

「この記念すべき年に、クルディスタン地域はこれまでと同様に、平和と安定の重要な要素であり続けなければならず、同胞の生命と安全を害するいかなる紛争や軍事的エスカレーションにも、加担してはならないことを改めて強調する」(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Israeli military begins strikes on Beirut suburbs; Trump demands say in choosing Iran’s next supreme leader(3/5)

出典元:The Guardian:Airstrikes hit Iran-Iraq border as US and Israeli plan to mobilise Kurds gathers pace(3/4)

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