アメリカの小学校教員が撮影した“ぽつんと一軒家”がステキ
エリック・ワードさんは、米オハイオ州の小学校で算数を教えている先生だ。ただし、単なる先生ではなく、Instagramに40万人ものフォロワーがいるアーティストでもある。
人々を引き付ける彼の幻想的な作品の中から、“アメリカ版ぽつんと一軒家”ともいえるシリーズを紹介したい。
物語に出てきそうな水上の家
エリックさんの代表作のひとつともいえる作品がこちらだ。
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水の中に佇む一軒家は、幻想的で映画のワンシーンのようにも思えるが、こちらはオンタリオ湖からセントローレンス川にかけて広がるサウザンド諸島のひとつに建つ現実の家だ。
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人が住む世界一小さな島として知られており、ジャスト・ルーム・イナフ島と呼ばれている。サウザンドアイランド諸島を構成する島のひとつと認められるには以下の3つの条件があるが、この島は全ての条件を満たしている。
①年間を通して水没しない
②1平方フィート(約0.093平方メートル、約0.6畳)以上ある
③生きている木が1本以上ある
この家だけを取り残して、周囲が水没してしまったわけではなく、1950年代にサイズランズ家が購入した小さな陸地に建てた家だ。その時には、この家が観光名所になるとは思っていなかったことだろう。
故郷に建つぽつんと一軒家
こちらはワーズ氏の故郷に建っているという一軒家だ。
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陸の孤島とも呼べるような建物は、落ち着く場所のようにも、ホラー映画のワンシーンのようにも感じられる。
フォトジェニックな一軒家
ぽつんと一軒家シリーズの始まりとも呼べるのが、こちらの廃屋だ。ワーズ氏の通勤途中にあった家だという。
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見捨てられてから長い時間が立っているであろうこの家は、ワーズ氏の創造力を刺激したようだ。2011年7月に最初に撮影されたこの家は、その後何度も彼のInstagramを飾ることとなる。
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残念ながらこの家は、2013年に取り壊されてしまった。
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独特の静かな存在感を持つワーズ氏の作品の一部は、限定のプリント版を購入することも可能だ。
気になる人は、彼のホームページ「LittleCoal 」を覗いてみてはいかがだろうか。(了)
参考:WHEN ON EARTH「Just Room Enough Island」