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上海の空港職員が新型コロナ陽性、空港が閉鎖され多くの利用客で混乱

上海の空港職員が新型コロナ陽性、空港が閉鎖され多くの利用客で混乱
Twitter/Cari Kelemen

中国の空港において、新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、多くの検査が行われ、混乱に陥ったという。

 

陽性者が出たため検査、そして混乱

 

11月22日、上海浦東国際空港では、貨物を扱う複数の従業員とその接触者が、新型コロナの検査で陽性と判明したという。

 

その結果、スタッフ全員の検査を実施するため、空港全体を閉鎖。多くのフライトもキャンセルになり、利用客も空港の地下駐車場に一時隔離され、検査を受けたそうだ。

 

実際、ツイッターに投稿された映像にも、フェイスシールドと防護服に身を包んだ検査員が集まり、群衆をなだめ、混乱する様子が映し出されている。

 


中国では新型コロナで陽性となった場合、14日間隔離されることになる。このため空港にいた人々の中には、その場から逃れようとする人々もいたとか。また22日の夜には、空港職員全員の検査が行われたという。

 

中国国内での感染状況とは?

 

中国本土では22日、国内で17件の新型コロナの感染者が見つかっており、そのうち3件が国内での感染と判明。また3件のうち2件は内モンゴル自治区内で判明し、残り1件は上海になるそうだ。

 

また、新華社からの公式報告によると、金曜日に空港の安全検査員の男性とその妻が新型コロナで陽性と判明し、その後に空港職員を対象にした大規模な集団検査が実施されたという。

 

その結果、上海の保健当局は市内で2つの陽性例があったと報告。いずれも浦東国際空港で見つかった症例に関係しているという。

 

浦東空港の労働者の間では、これまでに少なくとも7件の国内におけるCOVID-19の症例が確認されており、ウイルスが国際間の物流を通じて輸入されるリスクが、保健当局にとって大きな懸念事項になっているそうだ。(了)

 

 

出典元:Global Times:Shanghai Pudong Airport starts testing all staff after COVID-19 cases discovered(11/23)

出典元:NEWS7:Crowd chaos as thousands are tested inside Chinese airport after COVID result(11/23)

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