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米駆逐艦の上空に未確認飛行物体が出現、過去の記録から明らかに

米駆逐艦の上空に未確認飛行物体が出現、過去の記録から明らかに
flickr_Naval Surface Warriors

以前、アメリカ海軍の艦船が未確認飛行物体を目撃していたとする事例が、複数のメディアによって伝えられている。

 

訓練中の3隻の駆逐艦の上空を飛行

 

まず、ニュースサイト「Drive」が「情報自由法」を通し得た海軍の記録によれば、2019年7月に、4隻の軍艦の近くを、UAV(無人航空機:人間が乗っていない飛行体)が飛んでいたという。

 

その4隻の艦船とは米海軍駆逐艦の「USS Kidd」と「USS Rafael Peralta」「USS John Finn」「USS Russell」だ。

 

これらの艦船は当時、カリフォルニア州ロサンゼルスの沖合、100マイルの地点で訓練を行っていた。

 

しかし数日間にわたって、約6機のUAVがその上空を飛行し続けたという。

 

実際に残された記録には…

 

実際に2019年7月14日の記録(ログ)では「Kiddが報告、UAVが上空にいる」や「白い光が船の飛行甲板(ヘリコプター用)の上でホバリングしているのを確認」と記されていたという。

 

また駆逐艦「Rafael Peralta」の記録にも「2機のUAVを右舷脇で発見」と残されており、その6分後には「4機のUAVを艦橋右舷で発見」と記されていたそうだ。ただこの時は、90分で飛行物体は姿を消したと言われている。

 

さらに「Forbes」によれば、翌15日にも艦船は、付近を航行していたクルーズ船「Carnival Imagination」と連絡をとり、飛行物体がクルーズ船のものか、と尋ねたとか。

 

しかし「Carnival Imagination」の乗組員は、飛行物体が自分たちのものではなく、「5、6機が駆逐艦の周りを飛んでいるのを見ることができた」と答えたという。この時の遭遇は3時間ほど続いたと言われている。

 

さらに似たような出来事は、7月25日や30日にも起きたという。

 

FBIも調査を行うが原因は分からず

 

これらの海軍の船には、当然複数のセンサーやレーダー、熱検知画像、電気光学システムなどが装備されていたが、UAVが消えた時、それらを追跡することはできなかったそうだ。

 

その後、このミステリアスな事件は、海軍や沿岸警備隊、FBI、その他の機関によって調査されたが、いずれも答えを見いだせなかったとか。

 

またこの出来事については、昨年6月にドキュメンタリー作家のDave Beaty氏によって報告され、その後ツイッターにも投稿されたという。(了)

 

出典元:NYPost:UFOs harassed US warships off California: report(3/24)

出典元:The Drive:Multiple Destroyers Were Swarmed By Mysterious ‘Drones’ Off California Over Numerous Nights(3/23)

出典元:Forbes:Mystery Drones Kept Buzzing U.S. Destroyers During Exercises Off California(3/24)

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