カクテルに自分の血を混ぜて提供したウエイトレスが解雇、日本のマイナーニュースが海外で話題
札幌にオープンしたカフェ「問題児コンカフェだぁくまたぁ」のニュースが海外で話題になり、アメリカのNew York Post紙や「Insider」、イギリスのDaily Mail紙、オーストラリアの「news.com.au」、シンガポールのThe Straits Times紙をはじめとした多くのメディアで取り上げられている。
リストカットした血をカクテルに
今年3月に札幌にオープンした「問題児コンカフェだぁくまたぁ」は、精神的に不安定な女性や問題を抱えた女性をウエイトレスとして雇っているという一風変わった店だ。
同店のツイートによれば、『「健常者不可」をコンセプトにキャストを集め、「一般的な職場では働きづらい女の子に少しでもお賃金を渡し、生活が安定することで精神的に安定する」を目指して』いるのだそう。
客の多くは、いわゆるゴスロリファッションに身を包んだ彼女らに惹かれて来店するらしい。そして1時間につき2500円を払い、好きなものを注文する。
そんな客の一人が、メニューにはない血入りのカクテルを注文したと報じられている。注文を受けたウエイトレス(雇われ店長)は、リストカットして自らの血をカクテルに混ぜて提供した。
メディアの取材を受けた医師は、「HIV、C型肝炎、B型肝炎、梅毒など」は「口腔内に傷などがあれば簡単に血液感染してしまいます」と話す。つまり、ウエイトレスの血から、こうした病気がうつる可能性があるということだ。
店の経営者は彼女を解雇し、店の全てのグラスを交換したという。また、ツイッターで彼女を非難し、「このような行為はバイトテロと変わりなく、断じて許される行為ではありません」と書いている。
海外の反応は
このニュースを報じた海外メディアのコメント欄には、こんな感想が上がっている。
血を飲むのは邪悪な異教だ。ーーMatt C
客がそれを望み、彼女がその通りにしたなら、周りが騒ぐことじゃない。まるで彼女が手首を切って客全員の飲み物に秘密で血を入れたように報じられているけれど、客が注文しただけだし、彼女はチップが多く貰えるかもしれないと思ってやったのかもしれない。ーーMaria Dimaria
ヘイ、バーテンダー、本物のブラッディ・マリーを頼む。君の血を使ってくれ。俺は吸血鬼で、喉が渇いてるんだ。ーーRosary O’Brien
(了)
出典元:Odditycentral:Japanese Cafe Fires Waitress for Mixing Her Own Blood in Cocktails(4/13)
出典元:Smart FLASH:「問題児カフェ」提供の “血液カクテル” に医師激怒「冗談では済まされない」血液検査もすべきと警告(4/6)