flickr_Stephen Michael Barnett

オーストラリアで、男性がワニの瞼を攻撃し、襲撃から逃れることができたという。

3.2mのイリエワニに襲われる

その男性とは、北部のノーザンテリトリー州で、牛を生産している、60代のコリン・デヴローさんだ。

彼は先月、囲いを立てるために地元のFinniss川へ立ち寄ったという。そして水が引き、水たまり（池）になっている中央で、魚が泳いでいるのに気付いたため、足を踏み出したそうだ。

すると3.2mのイリエワニがデヴローさんの右足に咬みついてきて、人形のように彼を揺さぶり、水の中に引き込もうとしたそうだ。

偶然にも歯がワニの瞼にかかる

デヴローさんは、左足でワニの横腹を蹴り、その後、噛みつき返そうとし、偶然にも彼の歯がワニの瞼に引っかかったという。

瞼はかなり分厚く、革のようだったが、デヴローさんはそれに咬みついたそうだ。

するとワニがデヴローさんを放したため、彼は車があった場所まで急いで戻り、ワニは4mほど追いかけてきたが、その後止まったという。

やがて彼は、兄の運転でロイヤル・ダーウィン病院に搬送された。そして治療を受け、1か月近く過ごした後、先週退院する予定となったそうだ。（了）

出典元：ABC.net：Cattle producer Colin Deveraux survives crocodile attack after biting back(11/8)

出典元：BBC：Australian farmer Colin Deveraux survives crocodile attack by biting back(11/8)